2015年02月25日

第22回短歌人ネット歌会作者名発表

第22回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。

本日から3月2日の月曜日いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立て戴ければと存じます。いうなれば感想戦です。

特にまだコメントのない方は、是非一言述べて下さればと存じます。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。

もちろん、それ以外の方のここからのご登場も大歓迎です。
皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げて戴ければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。


【詠草(題詠=「黒」)】※カッコ内はルビ

1.広瀬川黒くも 白く流れたり 我の見まくに月はかからじ / かわすみさとる

2.届かない高みの月を黒く塗れ 人妻なればそれがならはし / たかだ牛道

3.空席に傘とバッグが座りおり黒衣の頭巾がこまかくうごく / 鑓水青子

4.生きづらき日々の軋みのごとくにて明菜の「タンゴ・ノワール」の黒 / 藤原龍一郎

5.漆黒の生き人形の眼のごとき葡萄を食めば汁のあふるる / 海野 雪

6.どんど焼きの山からころげたまっ黒なダルマは白い灰となりけり / 竹田正史

7.白雲を背景にして黒雲が攻め込んでいくオセロのように / 太田青磁

8.もがいたら漆黒の世が広がって闇の向こうがかすかに光る / 伊庭日出樹

9.トンネルを抜ければ眩し目の奥に不安をかこつ黒色の謎 / 渋谷和夫

10. 腔門を晒しつつゆく黒犬を牽いているのか牽かれているのか / 青柳 泉

11. しろたへといへば衣でぬばたまといへば和民で酎ハイを飲む / 桑原憂太郎

12. ストーブの上にふつふつ黒豆は煮詰まりゆけり雪降るひと日 / 永井秀幸

13. 黒々と毛のあるあたまかきむしり雲脂をとばした詰襟にして / 吉岡生夫

14. 黒色の点灯点滅なきことの意味思いつつアクセルを踏む / 津和歌子

15. 脱力をしてしまいたりおさな児の那智黒のような眼に労られ / 岡本はな

16. 自分への誕生日祝いに購いし羊羹にもれなく黒文字がつく / 生沼義朗

17. 還暦に届かぬ病といはれをり黒髪のまま皺もなきまま / ふゆのゆふ 

18. 黒板の手触りを思い出せない僕は、大人になってしまった / 鈴掛 真

19. 標識は各国共通としてあるトリアージ・タッグに死を示す黒 / 亀尾美香

20. 歩幅との相性わろき石段のへこみの黒をたどる黄昏 / さとうひろこ

21. ぬばたまのコーヒーゼリーは漆黒にあまき砂糖の白をかくせり / 伊波虎英

22. 漆黒の宇宙の涯のブラックホールよ アラブのごみを一掃してくれ / 新井民生

23. おれとも誰ともつかぬ影くろくガードの下に湧きだしている / 螟虫 良

24. 之繞(しんにょう)のはらい優雅に黒々と半紙に書家の道描かれる / 村田 馨

25. 花さやぐ小春日和を黒々と塗り潰してる私の抒情 / 高良俊礼

26. 濠(ほり)の辺の黒き闇よりかうと鳴きわれに寄り来る白鳥つがひ / 西五辻芳子

27. 種としてはイエネコ亜種に含まれるネコ目ネコ科の黒まねき猫 / 照井夕佳詩


なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
3月2日の月曜日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにされますことをおすすめします。

次回第23回歌会は5月開催の予定です。
4月下旬より詠草募集を開始します。また歌会に対する改善案などありましたら、
積極的にお寄せ下さい。できる限り運営に反映させて参ります。

次回もたくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願い申し上げます。
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2015年02月02日

第22回ネット歌会詠草提出者一覧

今回の詠草提出者の氏名をお知らせします。
出詠者は以下の27名となります。ご参加、ありがとうございます。

【第22回ネット歌会詠草提出者〔題詠=「黒」〕】

青柳 泉、新井民生、伊波虎英、伊庭日出樹、海野 雪、
生沼義朗、太田青磁、岡本はな、亀尾美香、かわすみさとる、
桑原憂太郎、さとうひろこ、渋谷和夫、螟虫 良、鈴掛 真、
たかだ牛道、高良俊礼、竹田正史、津和歌子、照井夕佳詩、
永井秀幸、西五辻芳子、藤原龍一郎、ふゆのゆふ、村田 馨、
鑓水青子、吉岡生夫

(五十音順・敬称略)

今後、今回の進行及び告知もこのスレッドでご案内しますので、
会期中お目通し戴ければと存じます。

今回は選歌がありませんので、多くの方のコメントで
歌会を盛り上げていただくことを期待しております。
もちろん詠草未提出の方もコメントを積極的にお寄せ下さい。
短歌人会員・同人の皆さまのご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


短歌人ネット歌会幹事  生沼義朗 村田馨
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第22回ネット歌会詠草一覧

第22回短歌人ネット歌会の詠草一覧を発表します。
詠草を提出された方は、ご自分の詠草に間違いがないかご確認下さい。
なお括弧内はルビとなります。

もし万一ご自分の詠草に誤植あるいは未掲載などがありましたら、
は2月4日(水)の20時までに tankajin.eisou@gmail.com  まで
メールでお知らせ下さい。ただし訂正に関しては原則、
幹事サイドのミスに基づく誤植以外は応じられません。

なおここしばらく、詠草送付先アドレスの運営元での不具合のため、
メールの大幅な遅着や未着が発生しております。

特に詠草が未掲載の方は、詠草が到着していない可能性が高いので、
ご迷惑とお手数をおかけ致しますが、この記事のコメント欄に
未掲載の旨と参加詠草を直接お書きこみ下さい。

その場合はお名前と、最近入会された方は会員番号をできましたらお願いします。
なお書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。

また詠草訂正・未掲載いずれの場合も、締切を過ぎてからのお申し出は
お受けできませんので、かならず2月4日(月・祝)の20時までにご連絡下さい。


【詠草(題詠=「黒」)】※カッコ内はルビ

1.広瀬川黒くも 白く流れたり 我の見まくに月はかからじ

2.届かない高みの月を黒く塗れ 人妻なればそれがならはし

3.空席に傘とバッグが座りおり黒衣の頭巾がこまかくうごく

4.生きづらき日々の軋みのごとくにて明菜の「タンゴ・ノワール」の黒

5.漆黒の生き人形の眼のごとき葡萄を食めば汁のあふるる

6.どんど焼きの山からころげたまっ黒なダルマは白い灰となりけり

7.白雲を背景にして黒雲が攻め込んでいくオセロのように

8.もがいたら漆黒の世が広がって闇の向こうがかすかに光る

9.トンネルを抜ければ眩し目の奥に不安をかこつ黒色の謎

10. 腔門を晒しつつゆく黒犬を牽いているのか牽かれているのか

11. しろたへといへば衣でぬばたまといへば和民で酎ハイを飲む

12. ストーブの上にふつふつ黒豆は煮詰まりゆけり雪降るひと日

13. 黒々と毛のあるあたまかきむしり雲脂をとばした詰襟にして

14. 黒色の点灯点滅なきことの意味思いつつアクセルを踏む

15. 脱力をしてしまいたりおさな児の那智黒のような眼に労られ

16. 自分への誕生日祝いに購いし羊羹にもれなく黒文字がつく

17. 還暦に届かぬ病といはれをり黒髪のまま皺もなきまま 

18. 黒板の手触りを思い出せない僕は、大人になってしまった

19. 標識は各国共通としてあるトリアージ・タッグに死を示す黒

20. 歩幅との相性わろき石段のへこみの黒をたどる黄昏

21. ぬばたまのコーヒーゼリーは漆黒にあまき砂糖の白をかくせり

22. 漆黒の宇宙の涯のブラックホールよ アラブのごみを一掃してくれ

23. おれとも誰ともつかぬ影くろくガードの下に湧きだしている

24. 之繞(しんにょう)のはらい優雅に黒々と半紙に書家の道描かれる

25. 花さやぐ小春日和を黒々と塗り潰してる私の抒情

26. 濠(ほり)の辺の黒き闇よりかうと鳴きわれに寄り来る白鳥つがひ

27. 種としてはイエネコ亜種に含まれるネコ目ネコ科の黒まねき猫


詠草は以上です。
今回は27首の詠草が寄せられました。皆さま、ありがとうございます。

コメントはそれぞれの作品に関するスレッドにお願い申し上げます。
この記事の各作品のオレンジ色になっている箇所をクリックしますと、
それぞれの歌のスレッドが別ウインドウで開きますので、
そちらからコメントの書き込みができます。どうぞご活用下さい。

コメント受付期間は2月5日(木)から2月25日(水)までとなります。
詠草を提出していない方でも、短歌人会のメンバーでしたら
どなたでもコメントできますので、奮ってご参加下さい。
皆さまの活発なコメントを期待します。

さらに個別のコメント以外に、今回の歌会全体の作品について
忌憚ないご意見を交わす場として、この記事のコメント欄を開放します。
詠草全体の傾向や、今回の題についてのご意見などこちらにお寄せ下さい。

それ以外にご不明な点がありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com までお願い申し上げます。
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第22回ネット歌会詠草/1

広瀬川黒くも 白く流れたり 我の見まくに月はかからじ
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第22回ネット歌会詠草/2

届かない高みの月を黒く塗れ 人妻なればそれがならはし
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第22回ネット歌会詠草/3

空席に傘とバッグが座りおり黒衣の頭巾がこまかくうごく
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第22回ネット歌会詠草/4

生きづらき日々の軋みのごとくにて明菜の「タンゴ・ノワール」の黒
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第22回ネット歌会詠草/5

漆黒の生き人形の眼のごとき葡萄を食めば汁のあふるる
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第22回ネット歌会詠草/6

どんど焼きの山からころげたまっ黒なダルマは白い灰となりけり
posted by 短歌人会 at 00:22| Comment(5) | TrackBack(0) | 第22回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第22回ネット歌会詠草/7

白雲を背景にして黒雲が攻め込んでいくオセロのように
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第22回ネット歌会詠草/8

もがいたら漆黒の世が広がって闇の向こうがかすかに光る
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第22回ネット歌会詠草/9

トンネルを抜ければ眩し目の奥に不安をかこつ黒色の謎
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第22回ネット歌会詠草/10

腔門を晒しつつゆく黒犬を牽いているのか牽かれているのか
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第22回ネット歌会詠草/11

しろたへといへば衣でぬばたまといへば和民で酎ハイを飲む
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第22回ネット歌会詠草/12

ストーブの上にふつふつ黒豆は煮詰まりゆけり雪降るひと日
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第22回ネット歌会詠草/13

黒々と毛のあるあたまかきむしり雲脂をとばした詰襟にして
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第22回ネット歌会詠草/14

黒色の点灯点滅なきことの意味思いつつアクセルを踏む
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第22回ネット歌会詠草/15

脱力をしてしまいたりおさな児の那智黒のような眼に労られ
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第22回ネット歌会詠草/16

自分への誕生日祝いに購いし羊羹にもれなく黒文字がつく
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第22回ネット歌会詠草/17

還暦に届かぬ病といはれをり黒髪のまま皺もなきまま
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第22回ネット歌会詠草/18

黒板の手触りを思い出せない僕は、大人になってしまった
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第22回ネット歌会詠草/19

標識は各国共通としてあるトリアージ・タッグに死を示す黒
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第22回ネット歌会詠草/20

歩幅との相性わろき石段のへこみの黒をたどる黄昏
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第22回ネット歌会詠草/21

ぬばたまのコーヒーゼリーは漆黒にあまき砂糖の白をかくせり
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第22回ネット歌会詠草/22

漆黒の宇宙の涯のブラックホールよ アラブのごみを一掃してくれ
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第22回ネット歌会詠草/23

おれとも誰ともつかぬ影くろくガードの下に湧きだしている
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第22回ネット歌会詠草/24

之繞(しんにょう)のはらい優雅に黒々と半紙に書家の道描かれる

※カッコ内はルビ
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第22回ネット歌会詠草/25

花さやぐ小春日和を黒々と塗り潰してる私の抒情
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第22回ネット歌会詠草/26

濠(ほり)の辺の黒き闇よりかうと鳴きわれに寄り来る白鳥つがひ
※カッコ内はルビ
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第22回ネット歌会詠草/27

種としてはイエネコ亜種に含まれるネコ目ネコ科の黒まねき猫

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