2017年11月26日

第33回短歌人ネット歌会作者名発表

第33回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。

本日から11月30日(木)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立て戴ければと存じます。いうなれば感想戦です。

特にまだコメントのない方は、是非一言述べて下さればと存じます。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご登場も大歓迎です。

皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げて戴ければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

【詠草(自由詠)】 ※カッコ内はルビとなります。
 
1.スピード上げ排気音立つる二人乗り事情など言はぬ若きたましひ/かわすみさとる

2.わらひたる子等のゑがほをアルバムに見つけるやうな今朝の水滴/西五辻芳子

3.日章旗林立したる秋葉原永久に救済あらぬヤマトよ/藤原龍一郎

4.訃の報のその名を消去しがたくて日付書き込み住所録閉づ/肥塚しゅう

5.ゆで卵裸にしてゆく密やかな朝のよろこびぬける青空/馬淵のり子

6.沈黙は清らかなのかと新宿のコクーンタワーにきいてみました/柊 慧

7.まよなかのコンビニエンスストアーはわたしと無関係にあかるい/鑓水青子

8.妻とゐてあの日と同じ雪の夜の・・思ひ出しても言ふてはならぬ/海野 雪

9.わが席の前に立つ人年上か 落ち着かぬバスの優先席は/宇田川庄五

10. 大雨で水かさの増す用水路心配だから見に行かないと/宗岡哲也

11. 永遠に折れたままとは思わねど思わねどその細長き指/津和歌子

12. 各々が一生の今日を生き抜いてリビングに集いナイターをみる/桑原憂太郎

13. わたくしは天の邪鬼です紅葉の盛りをうつむきくちびる結び/鎌田章子

14. 大連で仕事しないかというオファー断りながらはずむこころは/生沼義朗

15. 運慶の前に佇む青年のひとみに生るる静寂の空/間 ルリ

16. カーナビは僕の住所を読み違え「目的地だ」と勝手に終わる/小笠原啓太

17. 畦にいた蛙はぴょんこぴょんこして虫偏おとし魚偏となる/吉岡生夫

18. いつの日か割かれるならとおのずから 柘榴はルビーのはらわた曝す/高橋有希子

19. 移民としてこの国に生きる亀たちの水辺に白く光る首筋/亀尾美香

20. 雨に濡れ柿のもみぢの黄色はただいだい色の冴えざえと見ゆ/永井秀幸  

21. 大中小の水溜まりありお社のかたわら昏き鉄棒の下/竹田正史

22. スズキです、だなんてなんのつもりだ吉田。この男煮ても焼いてもどうにも 。/松岡修二

23. 「願ひます」車掌は告げき「次停車」を略せば清き五音残りて/斎藤 寛

24. 出来立ての秋の香りを吸い込めば君の背中がまた遠くなる/笹渕静香

25. 嘘ひとつ吐いて帰りしざらつきの舌もて舐めるヨーグルトの蓋/高井忠明

26.すずらんの形の外灯十基立つすずらん通りのさびれさびしむ/加藤隆枝

27.若い衆は自民を択ったと 雨・雨・雨 今年の紅葉は色が悪いや/庭野摩里

28.昇る日と入り日見たりし小さき宿何あらずとてえも言われぬや/鶴羽一仁

29. 老いたれば分厚き樹皮のひび割れて素肌の見えじプラタナスさえ/蒼あざみ

30. 立冬の前に木枯らし一号が 婚期の過ぎた兄のおおらか/たかだ牛道

31. テレビからJ-POP、切実でないものだけ飛ばす扇風機欲し/高良俊礼


なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
12月1日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにされますことをおすすめします。

次回第34回歌会は来年2月開催予定です。1月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、積極的にお寄せ下さい。できる限り運営に反映させて参ります。
なお、次回から、太田青磁さんが歌会の運営に加わります。

次回もたくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願い申し上げます。
posted by 短歌人会 at 00:00| Comment(0) | 第33回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする