2018年02月26日

第34回短歌人ネット歌会作者名発表

第34回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。

本日から3月2日(金)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立て戴ければと存じます。いうなれば感想戦です。

特にまだコメントのない方は、是非一言述べて下さればと存じます。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご登場も大歓迎です。

皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げて戴ければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

【詠草(題詠「新」)】 ※カッコ内はルビとなります。
 
1.「ていねいに接するように」新入りの学生バイトは社長のむすめ / 鑓水青子

2.似たような事件やネットに知るニュース今朝の新聞すでに古紙めく / 加藤隆枝

3.両國に春の若芽ら伸び来たり新弟子となる大鵬の孫も / 肥塚しゅう

4.新聞を読むのが好きな父でした爪を切るのも新聞の上 / 宗岡哲也

5.「最悪も覚悟」の母が歩みたり新(にひ)し手すりの手触り褒めて / 鎌田章子

6.一束が五キログラムで一〇〇〇円の古新聞がアマゾンで売られる / 桑原憂太郎

7.「新しい朝が生まれた」早朝のパーソナリティーやけに明るい / 馬淵のり子

8.何時ならず霊験あらたかの「あら」につい新とふ漢字をあつる我かも / かわすみさとる

9.新巻鮭一本買ってすべて食うまでに塩焼き以外をなさず / 生沼義朗

10. オデオン座なる映画館この角にありき昭和三十三年早春 / 藤原龍一郎

11. 新世界君の瞳を捉えてる手あか0%の「白さ」/ 笹渕静香

12. 新しい私になろう病みし後消えぬ弱さも優しさにして / 本間美保

13. 新陰の新が心、神、真となり枝分かれする流派も人も / 吉岡生夫

14. 新雪を踏みつけ進むざくざんざん負けるつもりは最初からない / 桃生苑子

15. 降りつづく雪を難なくかき分けて行け北海道新幹線 / 村田 馨

16. 新沢田亜矢子の今をGoogleに尋ねればまず松野行秀 / 津和歌子

17. 身を奮いサソリ固めを耐え抜いて藤波の腕ロープに届けり / いばひでき

18. お新香を半分残してスナックを出れば春の雪の匂いす / 竹田正史

19. まだ暗き道に新聞配達の馬橇来たりし跡残りをり / 鶴羽一仁

20. 新しい生命の香り漂わす産婦人科の待合室よ / 北城椿貴  

21. 新聞に載ることもなき過ぎ越しの悪事の二つ三つを数ふ / たかだ牛道

22. 今はさう習はぬらしく645(無事故)では終はらなかつた大化の改新 / 冨樫由美子

23. 寒き世で自問自答をしてる間にも新芽は出でる刹那をうかがう / 高橋有希子

24. 北新地灯ともし頃の路地裏を空き缶積んでリヤカーがゆく / 高井忠明

25. わが体古びたれどもあなせめて清新の気を取りもどさばや / 永井秀幸

26.新書読みきる二時間半の集中はSNSにうばわれにけり / 太田青磁

27.湯たんぽの湯は覚めてなお水でなく新しい朝に温みを残す / 橋道子

28.伝統の革新市政を支え来し庁舎は秋に建替えとなる / 亀尾美香

29. ともすれば否定にむかうわが言葉 事務の手順をあたらしくする / 岡本はな

30. 重き荷を背負いて歩く君もまた口ずさむかな新しい歌 / 蒼あざみ

31. 気に入りの食洗機よりたなの上(へ)に跳躍新たまろびおつ猫(ミミ)/ さとうひろこ

32. メジャーからマイナーに変わる風の音新しくして寒き冬の日 / 高良俊礼

33. 【作者の参加辞退申し出により詠草を抹消しました】

34. 憂鬱なペンギンひとり供に連れ春霞さえ目に新しい / 大澤朋子

35.老犬は積もり積もった新雪に片脚上げてのの字を描く / 宇田川庄五

36.山茶花の一輪落ちた新雪が薄桃色に染まりゆく朝 / 五十嵐真希

37.遊星にかくるる月のいくばくの炎(ほむら)のときよ新たに満つる / 西五辻芳子

38.「新作」を「準新作」にする仕事 ツタヤの外は雪降りしきる / 小笠原啓太


なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
3月3日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにされますことをおすすめします。

次回第35回歌会は5月開催予定です。4月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、積極的にお寄せ下さい。
できる限り運営に反映させて参ります。

次回もたくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願い申し上げます。
posted by 短歌人会 at 00:00| Comment(0) | 第34回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする