2020年03月02日

第41回短歌人ネット歌会作者名発表

第41回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。

本日から3月7日(土)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立て戴ければと存じます。いうなれば感想戦です。

特にまだコメントのない方は、是非一言述べて下さればと存じます。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご登場も大歓迎です。

皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げて戴ければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。



【詠草(題詠「髪」)】 ※カッコ内はルビとなります。


1.ウィルスに始まりオリンピックへと話が変わり理髪は続く / たかだ牛道

2.一列にタオル干されし寒凪ぎの理髪店には老夫婦をり / 竹田正史

3.珈琲を淹れる間に洗い髪乾かす君の影透き通る / 瑞坂菜

4.白髪一雄の足のかたちを思いつつマーブルケーキの生地混ぜている / 津和歌子

5.脇の毛は髪といわないすねの毛も髪といわない坊主をめくる / 吉岡生夫

6.野崎村船頭よりも船を漕ぎ気付けば前に切り髪の尼 / 庭 鳥

7.散髪はザンギリなすを常とせり風呂場に生るるは何者なるや / 鎌田章子

8.あと一歩間一髪が足らなくてこの世の事故はながく尾を引く / 加藤隆枝

9.禿頭の父には似ずに老いてなほ黒帯びる髪がありてうれしも / 永井秀幸

10.あはははと笑っていればきみがきて「髪たべてるよ」って直してくれる / 佐藤ゆうこ

11.春の風過去より吹いて前髪に迷い込んできたさくら花びら / 高良俊礼

12.アホ毛にもやがて白髪の交じりたることもありけむアニメのなかに / 生沼義朗

13.理髪終え毛染め待ちたる我が前に苦虫つぶした父の顔あり / 木村昌資

14.初節句もものお花のヘアピンをあかごの髪に付けむとするも / 弘井文子

15.雪色の爪でギターを辞めてきた君の髪を黒くしていた夜 / 古賀たかえ

16.足場組む茶髪の男(ひと)のひかえめな会話の訛りにわれは親しむ / 馬淵のり子

17.不気味さは「垂らす」より生(あ)る髪垂らし手垂らしおどろいうれい出(い)で来(く) / 花鳥 佰 

18.立ったまま湯舟に頭つっこんで髪を洗うのですかあなたは / 木嶋章夫

19.「月代ス」という日常が武士にある慶応四年従軍日記 / 亀尾美香

20.遅刻してごめんと先にキスみたいにつめたい髪をさわって言う / 国東杏蜜

21.『生物と無生物のあいだ』の一髪の遥けさ説きて福岡ハカセ / 山中もとひ



なおこの記事にコメントはつけられません。

以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
3月8日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにされますことをおすすめします。

次回第42回歌会は5月開催予定です。4月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、積極的にお寄せ下さい。
できる限り運営に反映させて参ります。

次回もたくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願い申し上げます。
posted by 短歌人会 at 20:00| Comment(0) | 第41回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする