2022年03月07日

第48回短歌人ネット歌会作者名発表

第48回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。

本日から3月13日(日)まで、各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立ていただければ幸いです。いうなれば感想戦です。

特にまだコメントのない方は、是非一言述べてください。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご参加も大歓迎です。

皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げていきましょう。
何卒よろしくお願い申し上げます。


1.八王子城址心霊スポットとして探訪す動画の人は / 藤原龍一郎

2.人参のひげをぐらぐら煮立たせてほんのり甘い紅参を噛む / 庭 鳥

3.城壁に土けむりあげて大軍が押し寄せるように電話鳴りやまず / 光本 博

4.池袋ジュンク堂地下一階のコミックコーナー奥に咲く薔薇 / 村田 馨

5.オニヤンマもイトトンボも睦まじく飛んでいるヒトも仲良くできる / 楠 歌恋

6.焼鳥は本と数えて焼肉は皿と数えて体は肥えてく / 野崎挽生

7.三年前生まれた君は先生の顔の上半分しか知らない / 伊藤まり

8.真冬日のひたすら細い雨音は散ることもなく眠りに積もる/ 高良俊礼

9.風なくて動かざるとて冬の木にうねるばかりのいのちがかよふ / 寺阪誠記

10.妻とともに日々平穏に過ごしゐるこの仕合はせを改めて思(も)へ / 永井秀幸

11.燈心となること実にむずかしく燃えねばならず燃えてはならぬ / 橋小径

12.角が取れ丸くなったと言われたしさよならトゲトゲようこそまん丸 / 馬淵のり子

13.青―1の駐車場からアンコウのごとく潜みて雪を見ており / 竹田正史

14.保育園かすめて黒きランドセル「なつかしいな」とませたる声が/ 川上幸子

15.アイーンの志村けんから始まった新型コロナ、咎なくて死す/吉岡生夫

16.音のない世界の兄が音のある妹に告ぐ 無力ではない / 五十嵐真希

17.庭隅にからだ低くして近づけり水仙の界に粛と入らむ / 川井怜子

18.後悔がふと顔を出す日の暮れはなんきんまめをまとめて潰す/ 肥塚しゅう

19.馬頭琴いだくスーホのごと今宵全歌集繰り永井陽子恋う / 加藤隆枝

20.ただ今は広い荒野にいる故にひたすら喉に冷水含む / 海老原春樹

21.一度魔女になってみたいが美魔女には興味がないと妻言いにけり/ 生沼義朗

22.侵攻はリアルタイムに木銃をとるウクライナ市民の微笑 / 亀尾美香

23.新雪の積みてまばゆき凍て朝を閉店セールの列に並びぬ / 鎌田章子

24.天からの真っ白な結晶頬冷ます残業終えて帰る途中に / 木村昌資

25.ひむがしの夜明けの空の星あふぐアルデバランは昴ののちに / 西五辻芳子

26.中国がなければ日本は今も文字のなき国になつてゐたかもしれぬ / 山寺修象


なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッドに直接お願い申し上げます。

3月14日(月)以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにいただければと存じます。
次回第49回歌会は5月開催予定です。4月下旬より詠草を募集します。

歌会に対する改善案などありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくは、ネット歌会詠草一覧の記事コメント欄まで
積極的にお寄せください。できる限り運営に反映させて参ります。

また、昨今の社会情勢によって、全国的に歌会が開催できない状況にあります。
ネット歌会の開催方法や時期などにつきましてもご意見やご助言をいただければと存じます。

次回もたくさんの方々のご参加をお待ちしております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願いいたします。
posted by 短歌人会 at 23:00| Comment(0) | 第48回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする