発表が遅くなりまして申し訳ありませんが、本日から9月10日(日)まで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立ていただければ幸いです。
特にまだコメントのない方は、是非一言述べてください。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご参加も大歓迎です。
皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げていきましょう。
何卒よろしくお願い申し上げます。
1.薄すぎるお茶しか出ない給茶機がどこかにあつた曇りの職場に/肥塚しゅう
2.歌会あとは茶話会だつた西勝氏の語る歌壇に耳そばだてて/鎌田章子
3.身のうちに九寨溝を容れてゆくおもひに澄みたる冷茶を呑みぬ/寺阪誠記
4.西側の少し茶枯れしあぢさゐは救急車両のライトに浮かぶ/竹田正史
5.やや暗き茶房のおくに一人ゐてウイスキーコーヒーを飲みける頃よ/かわすみ 暁
6.息災を今年も告げて亡き人の母より届く狭山茶甘し/亀尾美香
7.酷暑にも一服の涼見とれおり三軒茶屋の目青不動尊/村田 馨
8.「茶といえば呪術廻戦」自慢げに話す夫へ〈芥〉と返す/小玉春歌
9.わが街にお茶を焙じる香の失せてふるさと遠くとほく思へり/大野奈美江
10.味よりもドリンク制覇スコーンを噛んで飲み干すアフタヌーンティー/庭 鳥
11.結末もトリックもきれいに忘れてて『茶色の服の男』をまた読む/橋小径
12.朝の茶はほんのり甘くあれば良い雲低く鳴る頭痛の朝は/高良俊礼
13.八月は『はだしのゲン』を読み継いで熱き緑茶を胃に落とし込む/馬淵のり子
14.横棒を加えれば「荼」と思いつつ火葬場控え室に飲むお茶/加藤骼}
15.茶渋にて汚れたコップを漂白する具合にゆかぬこころなりけり/生沼義朗
16.日の沈む方角より来た友からの「茶でもしばこか」たまによぎるよ/野崎挽生
なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッドに直接お願い申し上げます。
9月10日(日)以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにいただければと存じます。
次回第52回歌会は11月開催予定です。10月下旬より詠草を募集します。
歌会に対する改善案などありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくは、ネット歌会詠草一覧の記事コメント欄まで
積極的にお寄せください。できる限り運営に反映させて参ります。
次回もたくさんの方々のご参加をお待ちしております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願いいたします。