この記事へのコメント
「一匹の鮎」が眼目で、
若々しい相聞と拝読しました。

ただ、不思議なのは、ひょっとしたら
作者はある年齢以上の方なのではないかと
・・・思ってしまうんです。

今まさに鮎のような
フレッシュな恋愛をしている人は、
自身を「鮎」のようだと実感しないままで
ピチピチ跳ねる
・・・気がして・・・

Posted by 梶崎恭子 at 2010年04月06日 12:34
私も初々しい相聞と読みました。
君からのメールが来て心躍る様子が『一匹の鮎』と比喩されています。
一読した時は「ポケットの中にて」から『一匹の鮎』とはポケットの中でケイタイがバイブレーションでメールの着信を知らせている様子と思いました。
作者の心躍る様子とケイタイの震える様子を掛けてると読みました。
Posted by 海野 雪 at 2010年04月06日 20:39
愛する人からのメールの着信をバイブの振動で知らせる
携帯電話が一匹の鮎に喩えられていて、
作中主体の喜びが生き生きと伝わってくる相聞歌です。
「ポケットの中にて跳ねる一匹の鮎 君からのメール届けば」と
倒置法にすれば、さらにこの喩が生きるように思いました。
Posted by 伊波虎英 at 2010年04月07日 12:05
喜びを「一匹の鮎」で表したところがわかりやすく、面白い。「ポケット」も生きている。
Posted by 間 ルリ at 2010年04月11日 08:29
君からのメール届けばポケットの中にて跳ねる一匹の鮎

一言で言えば、携帯電話の歌ですが、携帯電話という言葉を出さずに読者にそれを確実に伝えているところに巧さを感じました。
鮎のぴちぴちした様子も、作者の心の弾みを充分伝えています。
Posted by 近藤 at 2010年04月11日 17:42
何故バイブの振動でけで君(恋人)からのメールってことが判ったのかって?
それはちゃ〜んと恋人専用着メロがあらかじめ仕込まれていたからさ。(でしょ?)
恐らく浜崎あゆみ(通称アユ)の曲。
ちなみに私の配偶者からの着メロは長渕剛の「ろくなもんじゃねえ」。
向こうは向こうで私からの着メロを越路吹雪の「ろくでなし」に設定しているみたいだけど・・・。
世の中には打って変わって、殺伐とした人間関係もあるもんでございますなぁ。
Posted by 倉益 敬 at 2010年04月11日 18:43
 以前、友人に誘われて渓流に山女魚を釣りに行ったことがあります。掛かったのは10センチ程の山女魚でしたが、その手に伝わる感触を今でもおぼえて憶えています。
 鮎釣りの経験は、まだありませんが、きっとケイタイのバイブレーションの感覚に近い振動に違いないと、この歌を読んで思いました。その意味でこの喩は、僕には大変に効果的だったようです。そして待ち人からのメールを受け取った自分の気持ちを「鮎」で表現された工夫に拍手を贈りたいと思います。また無駄のない、すっきりとしたこの一首の表現に学びたいとも思いました。
Posted by 村上 喬 at 2010年04月11日 22:05
鮎は珪藻を食べ香魚と呼ばれています。藻ですから青臭いといえます。ポケットで携帯が君からのメールのバイブで跳ねている。まだ青臭い若鮎のような君。すっきりと若々しい感性がうらやましい。
Posted by 吉原 at 2010年04月13日 00:48