この記事へのコメント
『無人のカート』ってなんでしょう?
私は遊園地にある乗り物をイメージましたが、台車やスーパーマーケットにあるショッピングカートだとしたら、かなりシュールな情景ですね。
Posted by 三田村まどか at 2010年07月08日 11:48
前のコメント、書きかけのまま送信してしまって、失礼な言い方でごめんなさい。
私は、森の中の遊園地の開園前、だれも乗っていないジェットコースターが風をきっている・・・といった幻想的なイメージが感じられて、良いな〜と思いました。

でも『カート』が台車だとしたら作者の方はまったく違う事を詠っていることになるのかな?と不安になり、是非うかがってみたいと思っています。
Posted by 三田村まどか at 2010年07月09日 06:38
>初夏の緑したたる森奥へ無人のカートぞ走り去りぬる

カートは、いろいろな意味を想像させます。遊園地だとしたら、ジェットコースターだけでなく、もっと小さい子供の乗るのどかな乗り物もあるでしょう。
上句で初夏の自然の情景をたっぷりと描写して、そのあと森の奥へカート(なんとでも想像できる)が走り去るのが、こわいような不思議な光景です。

私の住んでいるところから割と近い場所に、八瀬遊園(森のゆうえんち)というのがあって、子供のころ何度か行きました。夏はプールにも行きました。ここが数年前に廃園になってしまったのですが、その場所を思い出しました。
Posted by 近藤かすみ at 2010年07月09日 09:35
私は、ゴルフ場などにある移動用のカートを思い浮かべてしまいました。
電動だと、あまり音もしないでしょうから、そういう乗り物が無人のまま、音もなくするすると森の中に入っていくという不思議で怖い光景です。しかし、そうなると、「走り去りぬ」というようなスピード感からは少し外れてしまうようです。かと言って、レース用のカートということでもなさそうですし…

要するに、「カート」という言葉だけからでは、読者は、それがどういうものなのか、具体的に想定することは出来ないのではないでしょうか?「ぞ」の係り結びで強調されているくらいですので、作者には、何か具体的なイメージがあったのではないかとも思うのですが…
もっとも、何か理由があって、そこを曖昧にしたかったということなら、話は別です。

それと、「森奥」。もし、「もりおく」と読むのでしたら、ちょっと無理なのではないかと思いました。字余りになりますが、「森の奥へ」の方が良いのではないでしょうか?「しんおう」とでも読むのでしたら、それでも良いのですが、「森奥」と書いて「しんおう」と読む言葉があるのかどうか?ないような気もします。
Posted by 大室ゆらぎ at 2010年07月09日 11:02
皆さんが言われているように、無人のカートが何であるか、さまざまに思い浮かべられます。

スーパーのショッピングカート、遊園地の乗り物、ゴルフ場のカート、工場や倉庫で使う無人カート…

「カート」が何を指すか分らなくても、上句の「初夏の緑したたる森奥へ」で、読者はじゅうぶんメルヘンのなかの夢空間に誘われます。

ただ、私も大室さんと同じで、定型に収めるため「森奥」という言葉を用いるのはどうかと思います。
「ぞ」の強調するものも何が強調されているのか、私にはわからないでいます。
「カートは走り去りぬる」ぐらいでもよかったのかな?という気はします。
Posted by 三島麻亜子 at 2010年07月12日 14:07
21. 初夏の緑したたる森奥へ無人のカートぞ走り去りぬる

以前テレビで、蜜柑だったかを載せて山の中のモノレール上を無人で進む
収穫運搬用のカートを見た記憶があります。季節的に蜜柑は違うでしょうが、そういった
作業用のカート(たとえば伐採した木材を搬出するためのとか)をこの歌を読んでイメージしました。

詠い出しの「初夏の緑したたる」という表現が常套的で、字数を無駄にしているように感じます。もっと
個性的な表現で森を描写するとか、カートをもう少し具体的に描写することに使ってほしかったです。
 
Posted by 伊波虎英 at 2010年07月12日 16:31

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