この記事へのコメント
NHK朝のドラマは「ゲゲゲの女房」のことだと思います。
水木しげるの夫人が妻の立場から書いた本が原案になっているとか。

子供の頃は怖いものがたくさんありました。
妖怪とかおばけ・幽霊話のたぐい、肝試しで火の玉がどうのは、
子供の遊びと密着に結びついていて、懐かしく思います。
「怖いモノは、懐かしい」は、ドラマの中の台詞でしょうが、これは共通認識としてあるでしょう。
画面からはみ出でる、という感じ方もまるで「ろくろ首」が誌面からはみ出して、
夢の中まで追いかけてくるという恐怖心に似ています。

私もその一人ですが、NHKのドラマを観ていない人や内容を知らない人にとってはどうなのでしょう。
現代は生きている人間のほうが怖いと言われますもの。
怖いけれどワケのわからないものへのイマジネーションを強く持っていた時代というのを、
強く出すと面白い歌になるのでは?
Posted by 三島麻亜子 at 2010年07月12日 13:50
>NHK朝のドラマが画面からはみ出でて言ふ「怖いモノは、懐かしい」

そのドラマを、見たことないのですが、結句の「怖いモノは、懐かしい」が作者の言いたいことであり、ドラマから触発された「思い」だと感じました。上句全部を使って朝のドラマを説明したのは、もったいない気がします。
Posted by 近藤かすみ at 2010年07月12日 18:48
一読して面白いお歌だなあと感じました。

「ドラマが画面からはみ出でて言ふ」の表現。「はみ出でて」のところ、好きです。

「はみでて」ではなくて「はみいでて」としたところがいいと思います。
この擬人化が、なんだか新鮮に響きました

ひょっとしたら、今流行りの3D的なイメージを、言葉で狙ったお歌でしょうか。
Posted by 梶崎恭子 at 2010年07月12日 21:57
20. NHK朝のドラマが画面からはみ出でて言ふ「怖いモノは、懐かしい」

「ゲゲゲの女房」ですね。NHKの連続テレビ小説は、僕が関西人というのもあってか、
制作局が東京の作品はハズレが多いのですが今回は当たりです。

テレビ画面に引き込まれるという表現はよく聞きますが、
登場人物が画面からはみ出して来て語りかけるというのは、
いま話題の3Dテレビを彷彿させておもしろいですね。きっと、
この台詞によって、幼少時の自分自身の体験が思い起こされて心を強く揺さぶられたのでしょう。

「画面」でテレビというのはわかるので、「NHK朝のドラマが」と言うのは説明的過ぎるように思いました。
具体的にこの台詞を言った人物名とその風貌や人柄を詠み込むと、ドラマティックな1首となって
「ゲゲゲの女房」を見たことのない人にも届く作品になったのではないでしょうか。
 
Posted by 伊波虎英 at 2010年07月13日 17:43

この記事へのトラックバック