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2010年10月22日
第3回ネット歌会詠草/10
かじかんだ手をポケットに突っ込んでキミと歩いたあの日を思う
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posted by 短歌人会 at 00:31|
Comment(4)
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この記事へのコメント
結句がもったいないと思います。「日の青い空」とか「枯葉ちる道」とか具体的な景を持ってきた方が良かったのではないでしょうか。
Posted by さとう ひろこ at 2010年10月23日 11:39
結句がもったいない(良くない)と言う前評者の意見に賛成です。できるだけ型どおりでない具体的な景を持ってこられればなお良いと思います。
「キミ」は「きみ」か「君」のほうが良いように僕は思います。
Posted by 永井秀幸 at 2010年10月29日 17:28
さとうさん、永井さんの評に賛成です。順直そのものの歌でそれは作者に好感をもちます。でも、最初から最後まで順直だけでは、なかなか歌にならない場合が多いのではないでしょうか。結句の最後を〜を思う、と持ってくるだけで類型的ですし、曖昧ですし、個性がない。
一つのポケットに二人で手を突っ込んだとか、二人三脚の真似をして歩いたとか、何事にも個性があるはずで、それを見つけるかどうかだと思うのですね。
これだけ素直な詠いぶりでらっしゃるから、良いほうにしか向かないという強みがきっとあると思います。
Posted by 長谷川知哲 at 2010年10月31日 20:30
素直なうたいぶりのうた。
「あの日を思う」はいりませんよね。
うたにするからには「あの日」か「あの時」を思っていることは
言わなくてもわかりますから。
それより「かじかんだ手」は誰の手か、一つか二つか三つか、
「ポケット」は誰のポケットか、そして、その手はポケットにどのように
突っ込まれたのかをうたうことによって、二人のそのときの
感情や関係が表れます。
できるだけ細かく、具体的に詠えば、
書かれていないものまでもが読者に見えてきます。
Posted by 花鳥 佰(かとりもも) at 2010年11月01日 21:34
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