この記事へのコメント
朝、一日花を咲かせるツユクサがある庭の場所へ視線を向ける。植物を身近に感じ豊かな時間をすごされている作者のゆとりが心地よいです。
「一所」は「いっしょ」と読むのでしょうか?
ツユクサの花の色はどちらかというと水色近い印象ですが、藍色のものもあるのですね。
Posted by 三田村まどか at 2010年10月23日 11:02
「一所」は「いっしょ」と読むのでしょう。露草を詠った歌はたくさんありますが、この歌は下句の「朝朝藍の華花をよろこぶ」に、音韻的なくふうがあり、心地よく読めます。
Posted by 藤原龍一郎 at 2010年10月24日 12:01
藤原さんがお書きのように、下句の音韻の心地よさには同感ですが、上句の「には」の表記に?と感じたのです。
「露草は庭の、、、、」または「つゆくさは庭の、、、」とした方が素直にその情景を味わえると思いました。
Posted by 庭野摩里 at 2010年10月26日 00:00
 この歌は上句、下句とも具体といえば具体ですが、とらえ方がどちらも大きいので、大きいアウトラインの具体しかイメージできないようにおもいます。
 やはり、どちらかをもっと細かく表現したいです。このままでは、言外に感じられる部分がすくない気がします。
Posted by 山寺修象 at 2010年10月26日 09:08
露草は地味な印象の花ですが、花弁の色が澄んでいて、わたしの好きな花です。
露草、朝、藍と爽やかな言葉が選ばれていて好感を持ちました。
ただ、漢字、ひらかなの表記の点で、庭野さんのおっしゃるように「庭の」の方が一読してわかりやすいと思います。
「朝朝藍」と漢字が三つ続くのも、ちょっと気になりました。
庭野さんは、やはり「にはの」の表記に敏感に反応されて、楽しく思ったことでした。
Posted by 近藤かすみ at 2010年10月26日 09:26
露草はにはの一所に生かしめて朝朝藍のはなをよろこぶ

爽やかなお歌だと思います。

美しい青い露草を
毎朝愛でている作者の優しさが
伝わってきます。

1点だけ、気になる表現があります。
「生かしめて」という使役の形です。

使役ですと(生かしておいて)とか(生きさせておいて)
のような意味になってしまうと思います。

ここで、露草は、作者が優しい気持ちで、
毎朝愛情をもってみている対象です。
使役ではない、もっとさり気ない表現の方が
いいのではないかと思います。
Posted by 梶崎恭子 at 2010年11月02日 22:15
露草はにはの一所に生かしめて朝朝藍のはなをよろこぶ


露草は意外に丈夫な花で、抜いた後にも節から根を出して新たに根付いたりします。ですから庭の露草は野草として愛でる要素と同時に雑草として処理すべき植物でもあります。
それは庭の構成にもよるのでしょうが、この歌からは庭の雑草であるけれど露草の青も棄てがたく、一つ所に生やせておくという意味で「生かしめて」という表現になっているように思われます。
あさなさなその花の爽やかな青を愛でる静かな時の流れが伝わって来るようです。
露草の花の色について、普段見かける花はやや明るめの青に見えますが、種類によって藍色のものもあるのでしょうか。或は光の具合でも色は変化します。
この歌からは繊細な感性を感じました。

Posted by 村上 喬 at 2010年11月04日 01:21
多くの方からコメントをいただきありがとうございました。前二回は三人、二人でしたので大変嬉しく思いました。しかも有益な聞くべきご意見が多く有り難いことでした。「生かしめて」は確かに人間の傲慢とも言えますね。また「朝朝藍」の漢字三字つづきはうるさく「朝々藍」と打ちたかったのですがパソコン初心者のため「々」がでてこず、その後ようやく出せるようになりました。
皆さんの意見を取り入れて改作しました。

露草は庭の一所に引かぬまま朝々碧の花をよろこぶ

改作前のまま十二月号用として提出してしまっていたので、この点も反省しています。
Posted by 永井秀幸 at 2010年11月16日 13:08
漢字が続くのがうるさいなら「朝あさ」でもかまわないかとおもいます。

露草に碧という色を当てるのを、ご自身で納得しておられるなら良いかとも思いますが、私自身は改作前の「藍」の色の方が似合うと思います、やや使われすぎですが。
Posted by ふゆのゆふ at 2010年11月16日 18:37
ふゆのふゆさんコメントありがとうございました。
そうですね「朝あさ」というのも有りましたね。「藍」にやや疑問を持たれた方が二名(青い露草と書かれた梶崎さんを含めると三名)「藍」を支持してくれた方が一名、露草はもう咲いていないし、本当はもう一度自分の目で確かめて確定したいのですがそれも出来ません。
二点、もう一度考えてみます。
Posted by 永井秀幸 at 2010年11月17日 16:53