この記事へのコメント
愚痴を聞き、夏になったら旅行にでも行こうよと言う(思うだけかも)親しげな雰囲気を感じました。
地球儀をまわすといっても環境破壊とか紛争地域のことは不思議と想像しないものですね。
あかるい季節が遠くないと締めたことで、期待や希望のこめられた動作に感じるのかなぁ、と。
ただ、出だしの6・6音はガクガクしていて残念です。
「デスクワーク」を声に出してみるとひろがりがある音なので、ちょっと頑張って7・7音にしても良いかとおもいます。
Posted by 砺波湊 at 2011年03月09日 14:15
出だしの破調ですが、一字空けた結句「遠くない夏」が妙にスッと胸に落ちるのは、これが効用となっているように思います。「青春の欠落感」とか表現されることがありますが、若さを感じさせるような乱暴とも言える出だしが、遠い目をした一つの想い出を負った主人公へと帰結させているかと。ただ、この破調がベストであるかは、再考の余地があるように思います。
Posted by 岡田悠束 at 2011年03月24日 12:55
デスクワーク 嫌う君の 傍らで 地球儀まわす 遠くない夏(6.6.5.7.7)

 発句、二句と続く破調は評価が分かれるところだと思います。たとえば「デスクワーク」を「事務処理が」とか「事務仕事」として5音に収める手もあると思いますが、カタカナの「デスクワーク」も捨てがたく、「デスクワークを嫌う君」・・・迷うところです。
Posted by 村上 喬 at 2011年03月24日 19:57
デスクワーク、地球儀、夏と魅力的な言葉がある歌だと思います。
初句の字あまりはOKですが、二句目が字足らずに感じられるのには抵抗があります。
上句を575でなく、665または755にする歌もありますが、短歌のリズムを考えた場合、私は賛成しかねます。
この歌の場合、デスクワークを嫌うあなたの、・・・・・お前の、とすると二句目字足らずは解消されます。
下句の素材がいいので、上句のリズムを整えるように推敲されれば、よい歌になると思います。
Posted by 近藤かすみ at 2011年03月25日 10:27
 一、二句目の破調については、近藤さんの意見にほぼ賛成です。
 6、6、5、7、7であれば、合計31音ですが、短歌は単なる足し算ではなく、リズムが大切です。この場合、上句のリズムが崩れています。
 初句が6音ならば、二句目は、8音または7音が望ましいと僕はおもいます。緩急緩急急のリズムで読む(読まれる)ためです。
 近藤さんが挙げている7、5、5も同様の理由で不可です。

 歌については、「デスクワーク」はわりとアバウトな言葉です。場所の設定もいまいち特定できません。
 「地球儀(まわす)」や「遠くない夏」をちょっと安易に投げ出して、あとは好意的に受け取っていただきたい、というような歌の作りになっているような気がします。
Posted by 山寺修象 at 2011年03月25日 16:34
初句、二句の、6・6のリズムを
地球儀を回す
回転のイメージ
とされたのだろうかと
思いました。

結句「遠くない夏」で

夏が近いという肯定でなく
否定形で表現された
わざわざ屈折をさせた

その意味が
まだ読み取れないでいます。
Posted by 梶崎恭子 at 2011年03月26日 10:41

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