この記事へのコメント
「盛りメイク盛り髪」はキャバ嬢など(でない人もいます)がするド派出な化粧・髪型。
とすると「盛りデコ」はラインストーンやビーズ、お菓子やお花のモチーフで身の回りの品を派手にデコレートする〈手法〉なので、並べるとズレを感じます。
メイク・髪とくるので優先席で化粧直しをしている人なのかもしれませんが、たとえばケータイをいじっていることにして「デコ電」とかの〈物〉を並べたほうが、とおもいます。(音もあうし)
過剰にデコった女性が去った席は、足元からの暖房も過剰だったという「あらら」感にニヤリとさせられました。
「優先座席」は音は7ですが、ふつう言わない言い方なので(盛り髪とかせっかく今使っている言葉ではじめているし)少し気になります。
優先席に座っていた若者への非難もあるのかもしれませんが、過剰な熱量のぶつかりだけを描いたほうが面白さが際立つような気もします。
Posted by 砺波湊 at 2011年03月07日 11:54
女性のメイクには流行り廃りがあるようですが、「盛り」というのは現代の先端のメイク法ですね。いや、メイクだけにとどまらないかもしれません。そういえば、バブルの頃は太眉にワンレンボディコンが大流行したものです。
明示されてはいませんが、「盛り」メイクをしていた主体は「優先座席」からは遠慮すべき存在として描かれています。若者が今風のワケノワカラナイ化粧を優先席でやっているのを苦々しく思っている作者、という図式で読むのだろうと思います。
ただ、それだけではつまらないので、「座れば熱い」という切り口を加えたのかなと感じました。それが効いているのかいないのか、判断つきかねるところがあります。作者の立ち位置がややぼやけた感もありますので。
Posted by 村田馨 at 2011年03月09日 13:09
盛りメイク盛り髪盛りデコ立ち去りて座れば熱い優先座席

一読、面白そうな歌だなあと
感じていました。

今、もういちど読んで
「熱い」が気になってきました。

上句、これでもかと「盛り」の三連打
ああ、やっと立ち去ったわ
と作中主体はその座席に座るのです。

すると座席が、熱いと気づいた
熱は高いほうから低い方へ
つまり作中主体は、自分の
体温が低いと気づいたのです


この「熱い」は若さで
はちきれんばかりの熱なのです

ほろ苦い納得が
ここにはあるのでしょうか。

自分がかった時間を
思ったのではないでしょうか。

「座れば熱い」は盛り盛りの
彼女に対する目がちょっと優しくなった
表現なのではないかとも思いました。
Posted by 梶崎恭子 at 2011年03月27日 23:33

この記事へのトラックバック