この記事へのコメント
まだ桜の開花には遠い三月初めのころの雨は「さみしむ」という感じがあうという気がします。
どうというところもないような歌ですが何故か心に入ってきました。定型ぴったりであるのも良かったと思います。
Posted by 永井秀幸 at 2011年03月09日 17:25
春を待ちながらも過ぎ行く冬への思い雨によせて詠んだ歌です。前評者と同じく「さみしむ」の語感に惹かれます。ひっそりとした時間の流れが伝わってきます。
Posted by 村上 喬 at 2011年03月17日 23:43
 嫌味なく、簡潔な感じの歌です。
 5首選ぶとしたら、多くの人がその中に選んでしまう(選ぶ)のではないでしょうか。
 しかし、この歌から、もう一段階上のレベルを目指すには、僕はあえて、作者の一番伝えたい「さみしむ」と、「もう」を言わないかたちで、そのニュアンスを言外に感じさせたいところだな、とおもいました。
Posted by 山寺修象 at 2011年03月18日 10:04
てのひらにうけてさみしむもう雪にかはることなき三月の雨


実は一読して
この歌はどちらの土地で
詠まれたものなのだろうと・・・
思いました。

というのは
関東地方や、ふるさとの新潟では
むしろ三月は
「時ならぬ雪」の月なのです。

あたたかい土地の方の
詠まれたものに違いありません・・・

もし「三月末」を
表すことばが入るならば

このひっそりとした哀感が
実感として、
私にも味わえたと思うのです。
Posted by 梶崎恭子 at 2011年03月26日 19:28

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