この記事へのコメント
 調べたところ、カンボジアのシェムリアップはアンコール遺跡の観光拠点となっている都市であるとのこと。仏蘭西の植民地時代の瀟洒な建物も残っており、カフェなどもあるのでしょう。「性交ののち心中するやうな齢を過ぎ」と回顧されておられる作者の人生はいかばかりであっただろうかと思いつつ、シェムリアップにおられる作者のご健康を願わずにはおられない心持ちとなりました。この歌にあってこの地名は、様々な効果を持っているように思われます。
Posted by 村上 喬 at 2011年03月08日 18:40
「ラマン」という映画を思い出した歌です。
「性交」ということばが短歌に適切なのかどうか考えたんですが、やはりこの歌の場合は必要であったんだろうなあと思いました。
Posted by たしろゆう at 2011年03月23日 15:07
シェムリアップという街の名前は、村上喬さんのコメントにもありますように、街の魅力もさることながら、音も美しく、そのことが「性交」といういささか強烈な言葉を、なにか普通のことのように思わせているのかもしれない、そんな気がしました。

作者は、街のカフェにいて、情死の物語を読んでいるのでしょうか。それで、こんな感慨を持ったのでしょうか。一首に、長い時間と物語を感じます。
Posted by 弘井文子 at 2011年03月25日 14:01

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