スマートフォン専用ページを表示
短歌人ネット歌会場
短歌人会の公式なネット歌会会場です。
閲覧はどなたさまもできますが、出詠およびコメントは短歌人のメンバーのみに限定させて戴きます。
<<
第5回ネット歌会詠草/23
|
TOP
|
第5回ネット歌会詠草/21
>>
2011年05月01日
第5回ネット歌会詠草/22
麦青く空にひばりは消え入りてわが「心願の国」は近しも
【関連する記事】
第5回短歌人ネット歌会作者名発表
第5回ネット歌会詠草提出者一覧
第5回ネット歌会詠草一覧
第5回ネット歌会詠草/1
第5回ネット歌会詠草/2
第5回ネット歌会詠草/3
第5回ネット歌会詠草/4
第5回ネット歌会詠草/5
第5回ネット歌会詠草/6
第5回ネット歌会詠草/7
第5回ネット歌会詠草/8
第5回ネット歌会詠草/9
第5回ネット歌会詠草/10
第5回ネット歌会詠草/11
第5回ネット歌会詠草/12
第5回ネット歌会詠草/13
第5回ネット歌会詠草/14
第5回ネット歌会詠草/15
第5回ネット歌会詠草/16
第5回ネット歌会詠草/17
posted by 短歌人会 at 00:07|
Comment(4)
|
TrackBack(0)
|
第5回歌会
|
|
この記事へのコメント
はじめは、ひばりの舞い上がる麦畑の中をのんびりと旅する、のどかな姿が浮かびました。
「心願の国」が「」付きになっているので、ネットで検索して原民喜の作品である事を知り、読んでみました。
自殺直前にかかれた、遺書とも言われている作品なんですね。
虚無感につつまれた原民喜が小鳥(ひばり)に死後の自分を投影している。
この短歌の作者が「わが「心願の国」は近しも」とされているので、なにか思いつめていらっしゃるのでは?と心配になりました。
Posted by 三田村まどか at 2011年05月13日 23:29
さわやかな5月の田園風景が浮かび、何か心魅かれる歌だと思いましたが、「心願の国」って何だろうと気になっていました。三田村さんが注釈してくださったので、なるほどなあと思いつつ、「心願の国」はユートピアでしょうから開放的であってほしいなあと願っています。
Posted by さとう ひろこ at 2011年05月14日 15:41
青柳です。うらおぼえなんですけれど<心願の国>の最初のほうに<ぼくにはこのごろ雀の話す言葉が分かる>とありましたよね。だからひばりや麦は西洋的でふさわしくないと思います。<心願の国>とは<あってほしい日本の姿>なんじゃないでしょうか?
なお私は遺作にもかかわらず、この作品に透明な澄み切った諦観を感じました。
Posted by 青柳泉 at 2011年05月19日 07:10
麦畑とひばりは実景(近くに麦畑が多い)ですが、原民喜「心願の国」の最終段落、
「僕は今しきりに夢みる、真昼の麦畑から飛びたって、青く焦げる大空に舞いのぼる雲雀の姿を……。
ー中略ー(あれは僕ではない。だが、僕の心願の姿にちがいない。ー後略―)」を元にしています。引用は、講談社文芸文庫「原民喜戦後全小説(上)」より。
Posted by 大室ゆらぎ at 2011年05月24日 16:57
この記事へのトラックバック
検索
<<
2019年12月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
最近のコメント
第40回ネット歌会詠草/17
⇒ 馬淵のり子 (12/09)
⇒ 鎌田章子 (12/09)
⇒ 加藤隆枝 (12/08)
⇒ 馬淵のり子 (12/07)
⇒ 津和 歌子 (11/23)
⇒ 鎌田章子 (11/21)
⇒ 瑞坂菜 (11/16)
第40回ネット歌会詠草/16
⇒ 肥塚しゅう (12/09)
⇒ 庭鳥 (11/20)
第40回ネット歌会詠草/9
⇒ 山中 もとひ (12/09)
⇒ 笹渕静香 (12/01)
⇒ 津和 歌子 (11/23)
⇒ 海野 雪 (11/16)
⇒ 庭鳥 (11/16)
⇒ 瑞坂菜 (11/16)
第40回ネット歌会詠草/22
⇒ 加藤隆枝 (12/08)
⇒ 木村昌資 (11/27)
⇒ たかだ牛道 (11/18)
第40回ネット歌会詠草/25
⇒ 加藤隆枝 (12/08)
⇒ 鎌田章子 (11/21)
⇒ 斎藤 寛 (11/19)
⇒ たかだ牛道 (11/17)
⇒ たかだ牛道 (11/17)
第40回ネット歌会詠草/21
⇒ 津和 歌子 (12/08)
⇒ 馬淵のり子 (11/16)
第40回ネット歌会詠草/19
⇒ 鎌田章子 (12/07)
⇒ 斎藤 寛 (11/20)
⇒ たかだ牛道 (11/19)
⇒ 肥塚しゅう (11/17)
⇒ 斎藤 寛 (11/17)
⇒ 斎藤 寛 (11/17)
第40回ネット歌会詠草/7
⇒ 庭鳥 (12/07)
⇒ 加藤隆枝 (11/30)
⇒ 弘井文子 (11/16)
第40回ネット歌会詠草/14
⇒ 川上幸子 (12/07)
⇒ snowdrop (12/07)
⇒ 鎌田章子 (11/21)
⇒ 瑞坂菜 (11/16)
第40回ネット歌会詠草/6
⇒ かわすみ さとる (12/06)
⇒ 永井秀幸 (11/22)
⇒ 瑞坂菜 (11/16)
最近の記事
(01/01)
短歌人ネット歌会のお知らせ
(12/01)
第40回短歌人ネット歌会作者名発表
(11/02)
第40回ネット歌会参加者一覧
(11/02)
第40回短歌人ネット歌会詠草一覧
カテゴリ
日記
(0)
歌会告知
(5)
第1回歌会
(40)
お知らせ
(4)
第2回歌会
(32)
第3回歌会
(40)
第4回歌会
(48)
第5回歌会
(32)
第6回歌会
(33)
第7回歌会
(38)
第8回歌会
(35)
第9回歌会
(43)
第10回歌会
(36)
第11回歌会
(31)
第12回歌会
(31)
第13回歌会
(34)
第14回歌会
(32)
第15回歌会
(32)
第16回歌会
(30)
第17回歌会
(33)
過去ログ
2020年01月
(1)
2019年12月
(1)
2019年11月
(29)
2019年05月
(23)
2019年04月
(1)
2019年03月
(1)
2019年02月
(27)
2019年01月
(1)
2018年11月
(27)
2018年10月
(1)
2018年09月
(1)
2018年08月
(35)
2018年07月
(1)
2018年05月
(34)
2018年04月
(1)
2018年02月
(40)
2018年01月
(1)
2017年11月
(34)
2017年10月
(1)
2017年08月
(32)
「心願の国」が「」付きになっているので、ネットで検索して原民喜の作品である事を知り、読んでみました。
自殺直前にかかれた、遺書とも言われている作品なんですね。
虚無感につつまれた原民喜が小鳥(ひばり)に死後の自分を投影している。
この短歌の作者が「わが「心願の国」は近しも」とされているので、なにか思いつめていらっしゃるのでは?と心配になりました。
なお私は遺作にもかかわらず、この作品に透明な澄み切った諦観を感じました。
「僕は今しきりに夢みる、真昼の麦畑から飛びたって、青く焦げる大空に舞いのぼる雲雀の姿を……。
ー中略ー(あれは僕ではない。だが、僕の心願の姿にちがいない。ー後略―)」を元にしています。引用は、講談社文芸文庫「原民喜戦後全小説(上)」より。