この記事へのコメント
北野天満宮には黒の撫で牛があるのを思い出しました。
撫で牛は足が悪い人は足を撫でて「治りますように」と願をかけるようなやり方です。
作者も黒牛を撫でて願をかけますが、「逆運を全部なくしてください」ではなく、半分なくしたいからそれを黒牛に背負ってもらうようにお願いをします。
控えめなだけにその願いは切実なものなのでしょう。
しかし結句の「背負わせてゐる」が悠長な感じで、歌全体がおとなしい印象を受けました。
Posted by 海野雪 at 2011年05月12日 20:37
「逆運はんぶん背負はせむとす」ー背負わせようとする、ではなくて「背負はせてゐる」とかなり言いきった表現にしているので「逆運すべて」ではなくて「逆運はんぶん」にしたのでしょうか。そういう意味では前評者の方と違って僕は悠長でおとなしいという感じは持ちませんでした。
たとえば「逆運すべて背負はせむとす」よりは、この歌の「逆運はんぶん背負はせてゐる」のほうがウイットがあって良いように感じています。
Posted by 永井秀幸 at 2011年05月18日 17:05

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