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2011年07月01日
第6回ネット歌会詠草/24
ゆるやかに葉群を包む霧雨の森の奥より山鳩のこゑ
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posted by 短歌人会 at 00:06|
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この記事へのコメント
霧雨に包まれている幽邃な森の奥からくぐもった山鳩の声が聞こえているという状景を詠った歌で魅力を感じた歌でした。
「ゆるやかに葉群を包む」は工夫された表現だと思いますが、森の葉群が霧雨に包まれていると言うだけで「ゆるやか」という感じは出ているような気もします。「ゆるやか」を外して「山鳩のこゑ」の後の省略した部分に使うという方法もあるかと思いました。
Posted by 永井秀幸 at 2011年07月08日 17:17
達者な歌だと思います。
初句から結句「山鳩」まで視覚に訴えかけて、
結句の止めで「こゑ」と聴覚に転ずる手法はとても効果的です。
「ゆるやか」はどうでしょうか。
言葉を無駄に使って韻律の緩やかさ、ゆったりした感触を出そうとされたのだとわたしは思いました。難しいところです・・・。
Posted by 今井ゆきこ at 2011年07月13日 22:15
永井さん、今井さん コメントをありがとうございました。
窓外の光景の単なる素描に過ぎません。ここからいかに作品にするかを考えなくてはいけないのでしょうね。
「ゆるやかに」は今井さんのご指摘通りです。安易に選んだ言葉なので、それを含めて構図を考えなおします。あっぁ〜でもこのまま月例作の1首として投稿しちゃいました!
Posted by 庭野摩里 at 2011年07月24日 21:18
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