2011年07月01日

第6回ネット歌会詠草/8

傘の列いろとりどりの通学路光年はるか流星雨ふる

posted by 短歌人会 at 00:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 第6回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
下句の急激な展開にちょっとびっくりしましたが、別に傘をさして通学する小中学生たちに流星雨がふりそそぐというパニックものではないのですね。
ここではのどかな通学風景だが、何光年もはなれた宇宙のどこかでは流星雨がふふっているかもしれないという一首と読みました。着眼がユニークで、感心しました。
Posted by 藤原龍一郎 at 2011年07月10日 08:08
カラフルな傘の列と光年はるかな流星雨との組み合わせから、藤城清治の影絵が浮かびました。
Posted by さとう ひろこ at 2011年07月15日 21:26
 
傘の列いろとりどりの通学路光年はるか流星雨ふる

発想がユニークでおもしろい歌だと思いましたが、
読んでいて全体的にカクカクしていてたどたどしく感じました。
「傘の列いろとりどりの通学路 光年はるかに流星雨ふる」とか、
「通学路にいろとりどりの傘の列 光年はるか流星雨ふる」とか、
少し助詞を補ってみるといいのではないでしょうか。
 
Posted by 伊波虎英 at 2011年07月19日 01:20
伊波さんの改作案、特に最初のほうが良いと思いました。
Posted by 永井秀幸 at 2011年07月20日 17:34

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