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2011年07月01日
第6回ネット歌会詠草/6
アルカード伯の眷属ならねども日傘もて陽の光を避ける
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posted by 短歌人会 at 00:24|
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アルカード(Alucard)は、ドラキュラ(Dracula)の綴りを逆にしたもので、ドラキュラに関連する語として使用される名称。ドラキュラには弱点がいくつかあるが、太陽光もそのひとつ。この歌の作者(女性だろう)は、日傘をさす自分の姿に、ドラキュラを連想したのだ。この取合せを思いつくとは、作者は日頃、アルカード伯爵が登場する漫画やゲームに親しんでいるのだろうか。
Posted by 秋田興一郎 at 2011年07月10日 09:15
今年も猛暑で、日中は(ことに女性ですと)日傘をさして歩くのが
あたりまえのような光景です。
「アルカード伯の眷属」とまで言って、言い過ぎかなとも思いましたが、
ドラキュラでなくとも、この連日の強い日差しに晒されたら
灰になってしまいそうです。
そういう意味では「誇張」が効いているのではないでしょうか。
Posted by 三島麻亜子 at 2011年07月14日 17:20
ワタシも伝奇モノの小説とか好きなので、アルカード伯にはニヤリとしました。
単に日傘をさして歩いた、ってだけのことなのに、自分なりの味付けをされていて面白く感じました。
ただ、せっかくあやしいゴシックなイメージなのに「アルカード/伯の」「日傘もて/陽の」と2箇所カクッとなるのが、直せないかなぁ…と。
秋田さんは、この歌の主人公を女性だろうと仰っていますが、今や男性も日傘をさしますよ。しかもその場合は大抵黒色。男性だったらストレートに「ドラキュラみたいだなー俺」ってカンジかな、とも思いました。
Posted by 砺波湊 at 2011年07月14日 17:37
「アルカード伯の眷属」という発想がとてもユニークで,おもしろく読みました。
砺波さんがご指摘の句跨りと,四句がやや込み入っているところがもったいなく感じられます。「もて」「陽の光を」のあたりを整理することによって解決できそうな気がします。
Posted by 春野りりん at 2011年07月15日 08:01
アルカード伯の眷属」という発想がとてもユニークで,おもしろく読みました。
砺波さんがご指摘の句跨りと,四句がやや込み入っているところがもったいなく感じられます。「もて」「陽の光を」のあたりを整理することによって解決できそうな気がします。
Posted by 春野りりん at 2011年07月15日 08:03
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