この記事へのコメント
青虫が人差し指位もあって、黒と黄色の縞模様で、いい具合に育っていた三つ葉をすっかり食べつくされたことがあります。なのでこの歌にすごく共感しました。私が見た青虫はきれいな模様のアゲハ蝶になったのでしょうか。共存共栄、譲れるものは譲った方がよいと思います。
Posted by さとう ひろこ at 2011年09月06日 17:43
購入した「糸三つ葉」なら虫が付いているとは考えにくいので、自ら収穫した物だと読みました。

今まさに料理に使おうとして手に取った「糸三つ葉」に、「黒縞」の「青虫」がいて、いくら畑仕事に慣れ親しんでいるといってもやはり「恐ろしい」。

ただ、「恐ろしい」で終わらず、別の「青菜」(具体的な名称ではなく、とにかく青い葉っぱ)を「青虫」のものとしてやろう、というところに、作者の自然に対する態度が表れています。
だからこそ、「譲る」という語が選択されたのでしょう。
Posted by 芝 典子 at 2011年09月10日 23:10
何ともユーモラスな歌で、好きな一首です。
黒の縞模様、そんな虫がいたら僕もその周囲の葉は彼に譲るでしょう。
ただ「青虫」はモンシロチョウの幼虫である「アオムシ」に代表される緑の体色の幼虫といった印象があります。この黒縞模様の幼虫に毛がない場合はおそらく「芋虫」、毛があれば「毛虫」ではないかなと思うのですが・・・(因みにお尻のところに天を向く角がありましたらスズメガの幼虫かも知れません。)
短歌における「青虫」の定義・用例に詳しい方がいらしたらご教授ください。
Posted by 村上 喬 at 2011年09月11日 11:09
一読、三つ葉と糸三つ葉とは、どう違うのかと疑問に思いましたが、ネットで調べると↓の通りでした。

http://vegetable.alic.go.jp/panfu/mituba/mituba.htm

糸三つ葉とすると初句六音で許容範囲内ですね。料理に使おうと育てている三つ葉に青虫がいたので、取らずにそのままにした。
朝顔に釣瓶取られてもらい水・・・に似た発想の面白さを感じます。

糸三つ葉が、下句では青菜と別の言い方にされています。青虫も出てきているので、ここは、青菜以外の言葉を探したらどうかと思いました。
Posted by 近藤かすみ at 2011年09月12日 18:24
ほのかなユーモアのある歌ですね。

前評でも,「青菜」が糸三つ葉なのかそれ以外の野菜なのか解釈が分かれていますが,ここは一義的に読める表現の方がよいと思います。
Posted by 春野りりん at 2011年09月13日 18:12

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