スマートフォン専用ページを表示
短歌人ネット歌会場
短歌人会の公式なネット歌会会場です。
閲覧はどなたさまもできますが、出詠およびコメントは短歌人のメンバーのみに限定させて戴きます。
<<
第7回ネット歌会詠草/27
|
TOP
|
第7回ネット歌会詠草/25
>>
2011年09月01日
第7回ネット歌会詠草/26
月が来る ヒールの高さを確かめて黄金色に浮くアスファルト
【関連する記事】
第7回短歌人ネット歌会作者名発表
第7回ネット歌会詠草提出者一覧
第7回ネット歌会詠草一覧
第7回ネット歌会詠草/1
第7回ネット歌会詠草/2
第7回ネット歌会詠草/3
第7回ネット歌会詠草/4
第7回ネット歌会詠草/5
第7回ネット歌会詠草/6
第7回ネット歌会詠草/7
第7回ネット歌会詠草/8
第7回ネット歌会詠草/9
第7回ネット歌会詠草/10
第7回ネット歌会詠草/11
第7回ネット歌会詠草/12
第7回ネット歌会詠草/13
第7回ネット歌会詠草/14
第7回ネット歌会詠草/15
第7回ネット歌会詠草/16
第7回ネット歌会詠草/17
posted by 短歌人会 at 00:09|
Comment(3)
|
TrackBack(0)
|
第7回歌会
|
|
この記事へのコメント
おしゃれ(ソフィスティケイテッド)な一首ですね。
都会の黄昏どき、待ち受けていたかのように、黄金色にかがやく王子様のような月が来てくれて、「あたし」のヒールの高さを確かめる。そのとき舗道のアスファルトも黄金色に浮き立つ。
というようなニュアンスでしょうか?
終止形が、ここでは幻想(ファンタジー)性を補強していると思います。
・・・脚フェチの私には、たまんない秀歌です^^;
Posted by 坂本野原 at 2011年09月06日 12:43
読解を、以下のごとく一部訂正します。
主語(作中主体)は、擬人化された「アスファルト(の舗道)」。
「アスファルトくん」は、「月が来る」と、その光芒を使って(作者の?)ハイヒールの高さを計測・確認する。
アスファルトくんは、そんなささやかな愉楽に耽って、折からのムーンライトに照らされたこともあって、黄金色のうきうきした気分になる。
・・・といった感じでしょうか。
一読した印象以上に、さらに凝った造りになっていると思いました。オマージュを捧げたい。
Posted by 坂本野原 at 2011年09月06日 17:17
坂本野原さんの最初のコメントのようにわたしも読みましたけれど、次のコメントの読みも面白いですね。
月の光が注ぐアスファルトに、くっきりとヒールの影が映ってゐる、のでしょうか。
カメラのショットのようで、印象鮮やかな歌です。
ただ初句「月が来る」はどうかなぁ、と思うところ。擬人化、というのでしょうか。わたしもときどきやっちまいますけれど、二句以降の印象を際立たせるためには、初句はもう少し穏やかな表現がいいよう気もします。
Posted by 弘井文子 at 2011年09月11日 13:49
この記事へのトラックバック
検索
<<
2024年03月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
最近のコメント
第52回ネット歌会詠草/5
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 大野奈美江 (02/27)
⇒ 亀尾美香 (02/25)
⇒ 寺阪誠記 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/4
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 寺阪誠記 (02/25)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/3
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 大野奈美江 (02/27)
⇒ 鎌田章子 (02/24)
第52回ネット歌会詠草/2
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 馬淵のり子 (02/23)
第52回ネット歌会詠草/1
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 加藤隆枝 (02/27)
⇒ 大野奈美江 (02/24)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/20
⇒ 清水 紀久子 (03/08)
⇒ 堀部明兎 (03/02)
第52回ネット歌会詠草/15
⇒ 寺阪誠記 (03/07)
⇒ 大野奈美江 (02/23)
⇒ 堀部明兎 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/19
⇒ 堀部明兎 (03/02)
⇒ 加藤隆枝 (02/27)
⇒ 馬淵のり子 (02/23)
第52回ネット歌会詠草/12
⇒ 堀部明兎 (03/02)
⇒ 花澤孝 (02/26)
⇒ 亀尾美香 (02/25)
⇒ 伊藤まり (02/25)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/8
⇒ 堀部明兎 (03/01)
⇒ 大野奈美江 (02/25)
⇒ 鎌田章子 (02/24)
最近の記事
(01/01)
短歌人ネット歌会のお知らせ
(03/19)
第52回短歌人ネット歌会作者名発表
(02/17)
第52回ネット歌会参加者一覧
(02/17)
第52回短歌人ネット歌会詠草一覧
カテゴリ
日記
(0)
歌会告知
(6)
第1回歌会
(40)
お知らせ
(4)
第2回歌会
(32)
第3回歌会
(40)
第4回歌会
(48)
第5回歌会
(32)
第6回歌会
(33)
第7回歌会
(38)
第8回歌会
(35)
第9回歌会
(43)
第10回歌会
(36)
第11回歌会
(31)
第12回歌会
(31)
第13回歌会
(34)
第14回歌会
(32)
第15回歌会
(32)
第16回歌会
(30)
第17回歌会
(33)
過去ログ
2025年01月
(1)
2024年03月
(1)
2024年02月
(23)
2023年09月
(1)
2023年08月
(18)
2023年07月
(1)
2023年03月
(1)
2023年02月
(27)
2023年01月
(1)
2022年09月
(1)
2022年08月
(22)
2022年07月
(1)
2022年03月
(1)
2022年02月
(28)
2022年01月
(1)
2021年12月
(1)
2021年11月
(27)
2021年09月
(1)
2021年08月
(24)
2021年07月
(1)
都会の黄昏どき、待ち受けていたかのように、黄金色にかがやく王子様のような月が来てくれて、「あたし」のヒールの高さを確かめる。そのとき舗道のアスファルトも黄金色に浮き立つ。
というようなニュアンスでしょうか?
終止形が、ここでは幻想(ファンタジー)性を補強していると思います。
・・・脚フェチの私には、たまんない秀歌です^^;
主語(作中主体)は、擬人化された「アスファルト(の舗道)」。
「アスファルトくん」は、「月が来る」と、その光芒を使って(作者の?)ハイヒールの高さを計測・確認する。
アスファルトくんは、そんなささやかな愉楽に耽って、折からのムーンライトに照らされたこともあって、黄金色のうきうきした気分になる。
・・・といった感じでしょうか。
一読した印象以上に、さらに凝った造りになっていると思いました。オマージュを捧げたい。
月の光が注ぐアスファルトに、くっきりとヒールの影が映ってゐる、のでしょうか。
カメラのショットのようで、印象鮮やかな歌です。
ただ初句「月が来る」はどうかなぁ、と思うところ。擬人化、というのでしょうか。わたしもときどきやっちまいますけれど、二句以降の印象を際立たせるためには、初句はもう少し穏やかな表現がいいよう気もします。