2011年09月01日

第7回ネット歌会詠草/17

黄の蕊を中にし真青(まさを)つゆ草のはなは朝をすずしく咲けり

*カッコ内はルビ
posted by 短歌人会 at 00:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 第7回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つゆくさは見慣れた花の一つですが、一輪一輪を愛でれば、蘂の黄色といい、花びらの青といい清楚で美しい花ですね。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Commelina_communis_001.jpg
特にアントシアン系の青は涼しげに見えます。

二句からの三句への部分

・・真青/つゆ草のはなは・・

二句切れとするのか、「真青き」などと繋げた方がいいのかと悩ましく思っております。いかがでしょうか・・・




Posted by 村上 喬 at 2011年09月11日 11:36
つゆ草は、目立たないようですが、よく見ると花びらの青と蕊の黄色の対比の美しい可憐な花です。
「中にし」の「し」が気になりました。「中にして」ということでしょうか?それとも強調の「し」でしょうか。

勝手に改作するのは失礼かもしれませんが、例えば、
・・・中に真青のつゆ草の・・とするとわかりやすく調子も整うと思います。
「朝」は音の数からして「あした」と読むのでしょう。
さわやかな歌だと思いました。
Posted by 近藤かすみ at 2011年09月12日 18:32
近藤さんとまったく同じことを思いました。
「し」は削除して「真青のつゆ草」か村上さんの仰った「真青きつゆ草」の方がすっきりすると思います。
Posted by さとう ひろこ at 2011年09月13日 15:58
コメントをいただいた方、どうもありがとうございいました。
村上さん美しい写真をありがとうございました。写真に見る通り美しい花で僕は偏愛しています。「中にし」の「し」は強意の助詞の「し」として使っているつもりです。茂吉の読み過ぎか、この「し」も偏愛気味で(茂吉の使用例は大変多い)反省しなければと思っています。
二句切れは意識してですが、三句切れの他案もあり、皆様のご意見も参考にして考えてみたいと思っています。
Posted by 永井秀幸 at 2011年09月22日 17:04

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