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2011年09月01日
第7回ネット歌会詠草/16
真夜中にボトルの中の帆船が漕ぎ出す海は濃き琥珀色
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ボトルシップ(英語: ship in a bottle)は、帆船などの模型が、小さな口を持つウィスキーなどのボトルの中に入っている工芸作品である。これを作ることを趣味にしている人もいる。19世紀に建造されたイギリスの快速帆船にカティサーク号がある。その名はスコッチウィスキーの銘柄にもなった。従って、ボトルの中の帆船が漕ぎ出す海は、ウィスキーの琥珀色を帯びているのだ。初句の「真夜中に」が効いている。
Posted by 秋田興一郎 at 2011年09月05日 09:21
イメージの掴みやすい、整った作品と思います。が、ボトルと濃き琥珀色は当たり前過ぎるとも思いました。
Posted by 庭野 摩里 at 2011年09月05日 22:48
秋田さんの解釈に同感。カティサーク号への言及も同感。
さて、私は、ふと、荒井由美の『海を見ていた午後』を思い出しました。
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
というあれ。あれの世界に比べると、この作品の世界は小さい。庭野さんが「当たり前すぎる」とお書きの原因でありましょう。
なお、帆船が「漕ぎ出す」にもかすかな疑義があり、現代の帆船には船外機がついていましょうが、あくまでクラシカルな、ボトルの中の帆船でありましょう。
Posted by 西王 燦 at 2011年09月10日 21:05
真夜中にボトルの中の帆船が漕ぎ出す海は濃き琥珀色
ボトルシップで琥珀色の海というのは如何にもという感じがします。
帆に風をはらんで進むイメージの帆船が「漕ぎ出す」というのにも違和感があります。
ボトルシップの帆船が琥珀色の風をはらんでいる、
というくらいのちょっとしたひねりが欲しいところです。
Posted by 伊波虎英 at 2011年09月15日 17:42
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