スマートフォン専用ページを表示
短歌人ネット歌会場
短歌人会の公式なネット歌会会場です。
閲覧はどなたさまもできますが、出詠およびコメントは短歌人のメンバーのみに限定させて戴きます。
<<
第7回ネット歌会詠草/13
|
TOP
|
第7回ネット歌会詠草/11
>>
2011年09月01日
第7回ネット歌会詠草/12
むらさきにしずまりかえる勾配の丘に恥(やさ)しく揺るる秋桜
*カッコ内はルビ
【関連する記事】
第7回短歌人ネット歌会作者名発表
第7回ネット歌会詠草提出者一覧
第7回ネット歌会詠草一覧
第7回ネット歌会詠草/1
第7回ネット歌会詠草/2
第7回ネット歌会詠草/3
第7回ネット歌会詠草/4
第7回ネット歌会詠草/5
第7回ネット歌会詠草/6
第7回ネット歌会詠草/7
第7回ネット歌会詠草/8
第7回ネット歌会詠草/9
第7回ネット歌会詠草/10
第7回ネット歌会詠草/11
第7回ネット歌会詠草/13
第7回ネット歌会詠草/14
第7回ネット歌会詠草/15
第7回ネット歌会詠草/16
第7回ネット歌会詠草/17
第7回ネット歌会詠草/18
posted by 短歌人会 at 00:23|
Comment(4)
|
TrackBack(0)
|
第7回歌会
|
|
この記事へのコメント
「むらさきにしずまりかえる勾配の丘」が最初分りにくかったが、夕方の丘と丘の上の空も含めての色合いと取れば、静まり返っている雰囲気も含めて感受できるように思いました。そこに、やさしく揺れているコスモス。良い情景です。好感をもって読んだ歌です。
短歌語としての「恥(やさ)し」は僕は辛うじて許容しますが、「秋桜」はこの歌18番の歌ともに賛成できません。8音にしてまで「秋桜」をつかうよりも素直にコスモスでもって充分この歌の優しい静かな良い雰囲気は伝わると思います。
Posted by 永井秀幸 at 2011年09月07日 17:32
この歌と18の歌の「秋桜」ですが、永井さんは「あきざくら」と読まれたのでしょうか。僕は「秋桜」と書いて「コスモス」と読むのだと思っていたのですが・・・
Posted by 斎藤 寛 at 2011年09月08日 07:26
秋桜は「あきざくら」で俳句の秋の季語にもなっているようなので、このままで「こすもす」と読ませるのは無理ではないでしょうか。コスモスまたはこすもすと仮名を振る方法はあると思いますが、この歌と18の歌についてその方法も僕は取らない方が良いと思っています。
Posted by 永井秀幸 at 2011年09月08日 12:58
むらさきにしずまりかえる勾配の丘に恥(やさ)しく揺るる秋桜
この「むらさきにしずまりかえる勾配の丘」というところは、永井さんがお書きのように解りにくい書き方で、「夕方の丘と丘の上の空も含めての色合い」という解釈は、作品を丁寧に読む永井さんの優しさが伺えます。私には「紫」という禁色が、正直なところ、すっきりとこの情景には納得できません。
「秋桜」は、たぶん、作者は「コスモス」と読ませようとしているのだと思います。
それより、ここにこんなふうに書いていいのか恐れるのですが、
「恥」という語と「丘」という語が連結されると「恥丘」という語になります。おそらく、作者の深層心理には「恥丘」というイメージがあったのだと思うのですが、いかがでしょう。
Posted by 西王 燦 at 2011年09月15日 21:00
この記事へのトラックバック
検索
<<
2024年03月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
最近のコメント
第52回ネット歌会詠草/5
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 大野奈美江 (02/27)
⇒ 亀尾美香 (02/25)
⇒ 寺阪誠記 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/4
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 寺阪誠記 (02/25)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/3
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 大野奈美江 (02/27)
⇒ 鎌田章子 (02/24)
第52回ネット歌会詠草/2
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 馬淵のり子 (02/23)
第52回ネット歌会詠草/1
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 加藤隆枝 (02/27)
⇒ 大野奈美江 (02/24)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/20
⇒ 清水 紀久子 (03/08)
⇒ 堀部明兎 (03/02)
第52回ネット歌会詠草/15
⇒ 寺阪誠記 (03/07)
⇒ 大野奈美江 (02/23)
⇒ 堀部明兎 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/19
⇒ 堀部明兎 (03/02)
⇒ 加藤隆枝 (02/27)
⇒ 馬淵のり子 (02/23)
第52回ネット歌会詠草/12
⇒ 堀部明兎 (03/02)
⇒ 花澤孝 (02/26)
⇒ 亀尾美香 (02/25)
⇒ 伊藤まり (02/25)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/8
⇒ 堀部明兎 (03/01)
⇒ 大野奈美江 (02/25)
⇒ 鎌田章子 (02/24)
最近の記事
(01/01)
短歌人ネット歌会のお知らせ
(03/19)
第52回短歌人ネット歌会作者名発表
(02/17)
第52回ネット歌会参加者一覧
(02/17)
第52回短歌人ネット歌会詠草一覧
カテゴリ
日記
(0)
歌会告知
(6)
第1回歌会
(40)
お知らせ
(4)
第2回歌会
(32)
第3回歌会
(40)
第4回歌会
(48)
第5回歌会
(32)
第6回歌会
(33)
第7回歌会
(38)
第8回歌会
(35)
第9回歌会
(43)
第10回歌会
(36)
第11回歌会
(31)
第12回歌会
(31)
第13回歌会
(34)
第14回歌会
(32)
第15回歌会
(32)
第16回歌会
(30)
第17回歌会
(33)
過去ログ
2025年01月
(1)
2024年03月
(1)
2024年02月
(23)
2023年09月
(1)
2023年08月
(18)
2023年07月
(1)
2023年03月
(1)
2023年02月
(27)
2023年01月
(1)
2022年09月
(1)
2022年08月
(22)
2022年07月
(1)
2022年03月
(1)
2022年02月
(28)
2022年01月
(1)
2021年12月
(1)
2021年11月
(27)
2021年09月
(1)
2021年08月
(24)
2021年07月
(1)
短歌語としての「恥(やさ)し」は僕は辛うじて許容しますが、「秋桜」はこの歌18番の歌ともに賛成できません。8音にしてまで「秋桜」をつかうよりも素直にコスモスでもって充分この歌の優しい静かな良い雰囲気は伝わると思います。
この「むらさきにしずまりかえる勾配の丘」というところは、永井さんがお書きのように解りにくい書き方で、「夕方の丘と丘の上の空も含めての色合い」という解釈は、作品を丁寧に読む永井さんの優しさが伺えます。私には「紫」という禁色が、正直なところ、すっきりとこの情景には納得できません。
「秋桜」は、たぶん、作者は「コスモス」と読ませようとしているのだと思います。
それより、ここにこんなふうに書いていいのか恐れるのですが、
「恥」という語と「丘」という語が連結されると「恥丘」という語になります。おそらく、作者の深層心理には「恥丘」というイメージがあったのだと思うのですが、いかがでしょう。