この記事へのコメント
朝食にゆで卵を食べ、そのあと外出のための化粧をしている情景と思われる。あるいは、朝の化粧の場面で、夏の日焼が抜けてつややかになった顔を上句のように表現したのだ。フューシャピンクの口紅をつけるとは、秋になって肌に自信がでてきたのであろう。
Posted by 秋田興一郎 at 2011年11月05日 13:40
「ゆで玉子つるりと剥けて」は比喩では無くて朝ゆで卵を食べたとき、つるりと剥けたのだと読みました。ゆで卵はうまく剥けないことも多く、つるりと一気に剥けると気持の良いものです。男の僕はフューシャピンクがどんなピンクなのか知らないのですが、やや鮮やかな気持ちの良いピンク色だろうかと想像します。
女性の気分のすっきりした一日の始まりが思われて気持のよい良い歌と思いました。
Posted by 永井秀幸 at 2011年11月08日 17:01
「ゆで玉子つるりと剥けて」:「ゆで玉子」は、「つるりと剥け」る場合とそうでない場合とがあり、うまく剥けないとイライラします。一方、「つるりと剥け」た場合は、非常に気分が良いものです。従って上句は、「幸先の良い朝」とでもいったものを表現したものと読みました。その心の弾みが「フューシャピンク」の「口紅」を選ばせたのでしょう。
Posted by 大室ゆらぎ at 2011年11月08日 19:02
私も上の句を実景ととりました。ゆらぎさんがおっしゃるように,ゆで玉子が一気に剥けるととても気持ちが良く,いい一日が始まりそうな気さえします。その快感が,涼しくなってきた「秋のあさ」をいっそう爽やかにしています。
下の句の「フューシャピンク」は深い紫紅色。おしゃれの楽しい季節秋の到来によく似合う色合いです。
「秋のあさ」がゆで玉子の感覚とフューシャピンクの色味を巧みにつないでいると思います。
Posted by 春野りりん at 2011年11月08日 21:39
フユーシャ(フクシア)という花の色に由来するフューシャピンクという色名を初めて知りましたが、
茹で卵がつるりと剥けた時の快感は僕もわかるので、
今日一日を気分良く始めることができた女性の高揚感みたいなものは
この歌からすごく伝わって来ました。

「つるりと剥けて〜」というのが1首を説明的なものとしてしまっているように感じました。
「つるりと剥けし」として「秋のあさ」へつなげたほうが良いのでは。
また下句についても、「口紅は〜」と詠い出すのは説明的で硬い感じがしました。
「フューシャピンクの口紅えらぶ」とさらりとまとめたほうが良かったのではないでしょうか。
 
Posted by 伊波虎英 at 2011年11月09日 00:28
作者は近藤でした。コメントをありがとうございました。
伊波さんの改作案、なるほどと思いました。一月号詠草としてすでに出してしまったので、改作できずに残念です。一月号に載るかどうかわかりません。
ちなみに前回のネット歌会提出歌は載りませんでした。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by 近藤かすみ at 2011年11月21日 22:56

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