この記事へのコメント
ずっと以前、短歌人夏季集会が月夜野の、たしか「辰巳館」で行われたことがありまして、部屋からは、はるかに谷川岳の姿が見えました。当日は山のほうでは豪雨で、死亡事故も起きたというニュースを帰りの車内で聞きました。

さて、この作品の「スパーク」というのが一読解りにくかったのですが、「スパークプラグ」のスパークなんですね。放電という意味。雲のなかの放電。雷の種みたいなものでありましょう。
登山経験の無い者にも、なんとなく、その臭いは想像できます。
おおらかな印象の作品だと思います。ただし、爽快かというと、そうではない。

ごめんなさい。書いてはいけないことかもしれませんが「スパークの臭う雲ちんにゅうす」という部分、うっかりと「臭う雲ち」と読んでしまいました。ごめんなさい。

Posted by 西王 燦 at 2011年11月13日 09:45
「ちんにゅうす」は「闖入す」で、それをかなで表記したところに変なおかしみのようなものがあります。私は登山のことはまったく知らないのですが、知らない者にもどういう場面なのかをうまく想像させるところがあり、一読して、よくまとまった面白い歌だという印象を受けました。
調べてみた限りでは、「スパーク」は放電する時の「スパーク」で、大気中で放電するとオゾンが発生するらしいので、稲妻などが起きていて、オゾンの臭いがしている、そのオゾンの「臭う雲」が山小屋に闖入してきた、ということなのかと思いました。「オゾン」という名称は、ギリシア語の「においを発する」という語から付けられたようで、特有の臭いがするのだそうです。登山をご存知の方のご意見を伺ってみたく思います。
Posted by 大室ゆらぎ at 2011年11月13日 10:43

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