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2012年03月01日
第9回ネット歌会詠草/35
友はサクわれはチルとう電文を手に持ち春を惜しみ合いたり
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posted by 短歌人会 at 00:05|
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この記事へのコメント
高校受験カ大学受験か、教室でともに過ごした親友と結果が明暗が分かれてしまった。
それでも残り少ない学校での生活を思いお互いを思っている情景が浮かびました。
作者と友人はその後どういう風に運命が分かれていったのでしょうか?
作者は勿論その事を知っていて過去を回想しているのでしょう。
作者はその頃の気持を懐かしくまた少しは痛みを伴って追憶しているのでしょうか?
ただ作者の真情を託すには「桜チル」と「桜サク」が類型的な出来事の描写に見えてしまいます。
Posted by 海野雪 at 2012年03月13日 20:41
上3句まで、二人の各情景をうまくまとめていて、結句へ向かう展開に期待しました。しかし読み終え、「サク」と「チル」という、言ってみれば勝者と敗者の二人が、なぜ春を共に惜しみ合えたのか、そちらの疑問が消化不良のようにわいてしまい、惜しみ合うに至るまでの気持ちがあったはずであり、そこを詠ってほしかったと思います。
Posted by 岡田悠束 at 2012年03月18日 16:19
>友はサクわれはチルとう電文を手に持ち春を惜しみ合いたり
海野雪さんが書かれている通り、回想の歌かと思います。
最近の受験はインターネットなどで調べるのでしょうか、わたしの頃は受験先の学校の校庭に在校生さんがいて、遠方から受験に来ている学生に、後日に合否発表があり次第電報を打ってしらせてくれたものでした。「サクラ サク」「サクラ チル」が、一般的だったようです。
作者は、その当時を回想しているのでしょう。
その頃の、こころの傷みや、未来への不安や、希望や、諸々が思い出されますけれど、海野さんが書かれているように、この一首で言いつくすことは難しく、連作の中で光る歌かと思います。
歌評からは外れますけれど、わたしの受験した学校の電文は「クジラ シオフク」だったような。はるか昔でした。
Posted by 弘井文子 at 2012年03月18日 18:04
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