2012年03月01日

第9回ネット歌会詠草/23

原種返りしたのか足下に縮こまり紫濃ゆくビオラは咲きぬ
posted by 短歌人会 at 00:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 第9回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パンジーの小さいものをビオラと呼ぶようで西洋のすみれだろうかと理解した。その原種は紫色が濃く、縮こまったように咲く花ということだろうか。歌意も分かるし、足下に咲いている様子も見えるように思う。二句目の句割れと特に九音がやはり気になった。
Posted by 永井秀幸 at 2012年03月15日 16:54
園芸品種の花は多くの場合、種がとれても、そこから咲く花は小さく地味になります。この足下のビオラもこぼれ種から花開いたのではないでしょうか。
小さな生命のしたたかさを目撃した感動から作られたのかなと思いました。
Posted by 三田村まどか at 2012年03月16日 16:18

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