この記事へのコメント
作者の方には失礼かもしれませんが「この歌私に下さい」と言いたい1首です。ここ7〜8年の自分の状況を表している気がしたからです。、この歌はかなり破調で、1字空けての結句も独特の間合いでユニークです。
私は定型派ですが、この歌の破調にはこの形でしか表現できない必然性があります。自分の思い入れは別として、普遍性のある歌よい歌だと思います。
Posted by さとう ひろこ at 2012年03月08日 04:59
不思議な韻律のうたで戸惑いますが、内容的に作者の怒りが、強く迫ってきます。
しかし、絨毯を箒で掃くというのが、ちょっと変な気もします。絨毯は掃除機で埃を吸う。箒を使うのは、外回り?最近は、絨毯の掃除にコロコロ転がす粘着テープなども使います。掃除の仕方も人それぞれということでしょうか。
作者が怒っていることだけは、確かです。
Posted by 近藤かすみ at 2012年03月10日 23:58
箒で掃けば掃くほど絨毯から湧くものがある、ごとくに怒る

怒り心頭の作者には、ちょっと申し訳ないのですが、読後ちょっとして、
じわじわ可笑しくてたまらなくなるような、ユーモアを感じます。
たぶん作中主体は真剣に怒っておられるのです・・・
そこからこの歌のパワーが出ているのだと思います。

粗い織りの絨毯なのでしょうか・・・細かなごみ?砂?虫(!)が、掃いても掃いても湧いてくる・・・
四句「湧く」で具体から心象へ、歌が一変し、
「湧く」の言葉通り怒り後から後から湧き上がってきます・・・
「、」で怒りは頂点に達します。
結句は、怒り沸騰の自身を、冷静にみつめる歌人の目に戻ります。

読者にもカタルシスを感じさせる、技ありの痛快な歌だと思います。
Posted by 梶崎恭子 at 2012年03月16日 11:37
返歌を一首

 歌人視しのちのおもひにくらぶれば昔はものを思はざりけり
Posted by さとう ひろこ at 2012年03月25日 12:30
コメント、ありがとうございました。
最近、昔ながらの棕櫚箒を探してやっと買いました。結構高かったです。
怒れるおばさんは箒で楽しく掃除してます。 
Posted by 田宮ちづ子 at 2012年03月26日 06:32

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