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2012年03月01日
第9回ネット歌会詠草/4
水仙の強き香りの家を出て勤めに向かう二月の冷気
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posted by 短歌人会 at 00:36|
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この記事へのコメント
一首を素直に詠めば「家を出て勤めに向かう」のは「二月の冷気」だとも感じられる語順になっているのではないでしょうか。
「強き」も、あまり必要性が強くはないようにおもわれます。
その他の部分は、比較的具体的でいいのではないでしょうか。ここの部分だけで一首にして、作中作者像の存在感がだせたらいい歌になるようにおもいます。
Posted by 山寺 at 2012年03月07日 13:37
分かりやすく好感を持って読めた歌でした。「勤めに向かう」の「向かう」が連体形、終止形共通のために前評、山寺さんのような読みもできてしまう。また「向かう」を終止形ととって、四句目で一旦きれるととっても、結句「二月の冷気」がいかにも付け足した感じでここが欠点かと思いました。たとえば「水仙の強き香りの家を出て冷気のなかを勤めに向かう」「水仙の強き香りの家を出て勤めに向かう冷気のなかを」(二月は消えてしまいますが)などの方法もあるかと思いました。
Posted by 永井秀幸 at 2012年03月07日 17:03
一言だけ。水仙、2月とあれば寒さは十分伝わってくるので冷気は再考の余地があるとおもい ます。強きもちょっと違う言葉を。
Posted by 青柳泉 at 2012年03月08日 14:07
すいません。2言になっつてしまいました。
Posted by 青柳泉 at 2012年03月13日 09:31
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