2012年05月05日

第10回ネット歌会詠草/5

春の雨満員のバスはめぐりつつ東雲(しののめ)町から花影町へ
posted by 短歌人会 at 00:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 第10回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秀歌ですね。春の雨、東雲町、花影町、つきすぎのような気もするけど、短歌らしくって、好きです。
Posted by 青柳泉 at 2012年05月05日 20:06
東雲町、花影町の二つがあるのは姫路市のようです。
播州の大都会である姫路・・しかし大阪のようにごみごみしていなくておおらかな暖かい姫路(私のイメージです)にふさわしいロマンティックな町名に魅力を感じます。
Posted by 海野雪 at 2012年05月06日 10:11
海野さんのコメントから、姫路市に東雲町、花影町があることを知りました。姫路という地名もきれいですね。たしかに綺麗でうまくできている歌ですが、出来すぎという感じもあります。「満員のバス」で、より一層「たっぷり出来すぎ」という感じが出たと思います。ここを最終バスとか、別のことばにすると、また違った味が出るかもしれません。
Posted by 近藤かすみ at 2012年05月06日 22:57
みなさまコメントいただきありがとうございます。

作者としては、すみません、実は西行き一方通行の道で、それでバス停の並び方としては正確には「花影町から東雲町へ」としなければならなかったようです。

あまりよく考えず語感のイメージだけでつくってしまった歌ですが、
城下町だけあって、このほかにもなかなか面白い町名がそろっています。

誰が命名したのかわかりませんが、この城下町を大切に守っていきたいという思いを感じます。
Posted by 西橋美保 at 2012年05月24日 17:02

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