この記事へのコメント
出雲阿国(いずものおくに)は自ら(多分)誇りを持ってそう名のったと、昔テレビドラマだったかで見たような覚えが有ります。そのへんのいきさつがよく分かっていると「頌するべきか」褒めたたえるべきかというところがより良く理解できるのだろうがなあと思いました。
「頌するべきか」は「頌すべきか」だろうと思います。「べし」はラ変型以外の活用語の終止形に接続するので、サ変型動詞の「頌す」の終止形「頌す」に接続するはずです。
Posted by 永井秀幸 at 2012年07月12日 17:26
永井さんお書きのとおりだと思います。

ただ、「す」というサ変活用の動詞は、いつごろからは(たぶん江戸時代→調べてみると面白い)正確ではないが

し・し・する・する・すれ・しろ(せよ)

と活用するようになりました。口語の場合、終止形は「する」です。

さて、出雲阿国という女芸人について調べてみますと、東京吉本に所属する29歳のピン芸人。島根大付属中学・松江東高校・フェリス女学院出という、いかにもお嬢様。

「自らが出雲阿国と名乗りいる」ならば、遠い昔のこと。あたかもペットの名のように「自らに出雲阿国と名づけおる」というのが現代。自らを客観視するというか、自虐的というか。
たぶん、悪い恋愛体験をしているのだろうなあ、と思いつつ、「頌するべきか」は甘い表現。
Posted by 西王 燦 at 2012年07月14日 12:38
一読して、僕も(たぶん、吉本系?の)現代の女性芸人がいて、そのことを詠んだのだろうと予測しました。
ネーミングが奇抜です。競走馬では、シンゲンやメイショウモトナリやオウケンブルースリなど(ほぼ)歴史上の人物名がありますが、芸名ではまだ、珍しいです。そのインパクト・違和感を詠んでいますが、素材のネーミングを越える歌には、なってはいないかもしれません。自分の歌にこういう素材も、どんどん取り入れるのは、いいことだとおもいます。期待したいです。
Posted by 山寺修象 at 2012年07月14日 19:21
僕は昔の(本家本元の)出雲阿国しか知らないで、その出雲阿国を詠った歌と思い、最初のコメントを入れたのでした。今いる女芸人だから「名づけおる」なのですね。今度はその女芸人の顔と芸を知っていればもうすこし鑑賞が深まるのかなと思ったことでした。

Posted by 永井秀幸 at 2012年07月16日 10:01