この記事へのコメント
シルクロードにあって繁栄していたが、ジンギスカンによって滅ぼされ、徹底的に破壊され歴史から消えた西夏王国。
漢字に似た構造の西夏文字は謎の文字といわれていたが、今はかなり解読されたようです。
今は砂漠の砂に埋もれた遺跡の壁に書かれた西夏文字。
西夏王国の庶民も王族も海を見ることなく一生を終えたことでしょう。
「海を意味する言葉はあるか」と問いかけることによって荒涼たる砂漠の世界と過ぎ去ったはるかな時が浮かびます。
シルクロードが子供の頃から好きだった私にはとても魅かれた歌でした。
Posted by 海野雪 at 2012年09月08日 15:48
「乾ききるの」の「の」はなんでしょう?

フランス語で海を意味する「ラ・メール」の語には「母」の意味が含まれているとか。漢字の「海」にも「母」の字が。日本語の「うみ」も「生む」「産む」と繋がりがあるんでしょうね。「海」にいのちの根源、母なるものを見た民族の幻想が表れているようです。
西夏の人々は海を知らない。知らないものには当然言葉もない(と思われますが西夏語には本当に海を表す言葉はないのかな?)、民族の言葉はその民族の世界観や宇宙観が表れていると思うのですが、西夏の人々はでは何に命の根源、母なるものを見たのかなあ、とあれこれと思ってしまいました。「海」の言葉を持ってきたのはこの歌を豊かなものにしていると思います。
Posted by 田宮ちづ子 at 2012年09月09日 06:40
「乾ききるの大地」の「の」は「乾ききる大地」の打ち間違いではと思ったのですが。

西夏文字は自然発生的に出来た文字ではなく、表意文字の偏や旁を組み合わせて体系的に作った文字なので、そこには西夏民族の世界観・思想が反映されているようです(ネットで調べた受け売りです)
Posted by 海野雪 at 2012年09月09日 08:44
作品の解釈と鑑賞については、上記おふたりの意見に納得します。
「乾ききるの大地」の「の」は「乾ききる大地」の打ち間違いではないかという意見については、はたしてこのようなミスタッチがあるか疑問です。r→u→n→oというミスはキイボードの並びからして起こりにくいと思います。

作者の意図としては
乾ききる(連体形)+の(連体助詞)+大地(体言)という、やや理屈っぽい用法によって、
乾ききる、そういう状態の、大地、という時間や空間を強調したかったのではないでしょうか。
しかし、やや無理な語法だとは思います。
Posted by 西王 燦 at 2012年09月09日 12:57
「乾ききるの」の「の」はやはり何らかのミスで入ってしまったのではないでしょうか?わざわざここに「の」を入れる必然性が解りません。でも「の」を取り除きすっきり定型に収まったら、時間的空間的な悠久さが元の形よりそがれる気がしないでもありません。
後で作者のご意見を伺いたいものです。
Posted by さとう ひろこ at 2012年09月13日 19:03
追加します。「乾ききる野 大地の中の西夏文字「海」を意味する言葉はあるか」ではどうでしょうか?「乾ききる野」で一呼吸して読むと「野」でもいいような気がします。
Posted by さとうひろこ at 2012年09月14日 21:12
すみません。「乾ききるの」の「の」はタイプミスです。削除してお考えいただければと願います。
Posted by 伊庭日出樹 at 2012年09月25日 21:50