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ただ貝を耳に当てて海にまつわる音を聞くというのは既視感があります。
常套句は海鳴りや波の音で、それに比べて潮風を聴くとしたところに工夫が感じられます。
潮風の音とは?・・・やっぱり波の音になるのでしょうか?
それとも潮風そのものの音?
海野雪さんがお書きのように、確かに既視感がありますね。貝を「阿古屋貝」にしたあたりが作者の工夫されたところだと思いますけれど、阿古屋貝は真珠貝で、潮風が聞こえるような場所に落ちているのかなぁ、と思ってしまった。
なんて、少し理屈っぽいかな。
メルヘンとして読めば、むかし憧れていた「ジュニアそれいゆ」の挿絵、中原淳一や内藤ルネを思い出して、ちょっぴり嬉しい。