この記事へのコメント
三叉路に立往生してしまったトラック、暑いときに見るとますます暑苦しくなるような光景です。あまり暑いと身の置きどころがなくなるような気がしますが、そうした感覚が立往生したトラックのにっちもさっちも行かない様子と重なっているようです。「しばしながめて/三十四度」の接続の仕方が不安定で、変と言えば変ですが、ここが面白いとも言えます。
「三叉路」という場所も良い。三叉路というのは、変な場所ですよね。何か普通でない感じがする。確か横尾忠則が三叉路の絵を多く描いていたような。
Posted by 大室ゆらぎ at 2012年09月11日 13:54
三叉路でエンストしたのか、立往生しているトラック。そうするとじきに渋滞が起こり、後続の車まで
イライラしている様子が想像できます。
「三十四度」がどこから導き出されたのか唐突ですが、たぶん道路に設置してある温度計の数字を
見たのでしょう。
それはそうだと理解できるので、やはり「しばしながめて」があまりうまくいっていないような気がします。
Posted by 三島麻亜子 at 2012年09月11日 21:11
私も大室さんと同じく、「しばしながめて三十四度」の唐突感がこの歌の良さと思いました。
結句の「三十四度」で、三叉路で動かないトラックの、もわーっとした風景というか、アスファルトの照り返しというか、とにかく街中の夏の暑苦しさが想起されました。

あと、私的な意見で恐縮ですが、「三十四度」は、発表の媒体がネット上の横書きなので、私だったら「34℃」と標記した方がより唐突感があって面白いかな、と思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2012年09月17日 11:03
三叉路に立往生のトラックをしばしながめて三十四度

車の立ち往生の光景から三十四度の唐突感を狙った一首なのかと思いますが、一瞬角度の三十四度なのかと思い、面食らいました。桑原さんのおっしゃるような℃を使うか、摂氏という語を入れて欲しかったです。
Posted by 村田馨 at 2012年09月24日 21:19