この記事へのコメント
【選歌集計結果=7票】
【投票者=伊庭日出樹/エ リ/太田賢士朗/木嶋章夫/桑原憂太郎/永井秀幸/三田村まどか】
Posted by ネット歌会集計担当 at 2012年11月07日 09:26
百人一首の「天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」を踏まえて詠んだ歌、と、いうのが、この歌の鑑賞の仕方なのでしょう。
また、初句「十三夜」も、読み手側には様々なイメージがくっついているともいえ、こちらも読み手側に鑑賞をあずけた一首といえるのではないでしょうか。
私は、そうしたことを踏まえつつ、調べもよく、「ゆふやけの〜」以降の情景もよくわかるということで、票をいれました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2012年11月11日 17:37
叙景歌でありながら、詠み手の心証を反映しているところが、心に残りました。
Posted by エリ at 2012年11月12日 09:00
十三夜の月と夕焼けの褪せてゆきつつある名残の雲とがある空の景色が見えるようで、定型ぴったり桑原さんが言われているようにシラべも良く、良い歌と思いました。
Posted by 永井秀幸 at 2012年11月13日 16:32
後の月とも呼ばれる「十三夜」に「ふりさけみる」「ゆふやけ」「名残」「褪せる」とマイナーな語感の言葉をこれだけ重ねても、さばさばとしているので感心しました。
描かれている情景が大きいからでしょうか。
Posted by 三田村まどか at 2012年11月22日 15:00
十三夜ふりさけ見ればゆふやけの名残の雲は褪せゆくところ

「ゆふやけの名残の雲は褪せゆく」には、人生の黄昏時の最後の光、色が消えてゆきかけている、そんな寂しさを感じさせます。
その後に来る名月に、作者が消えた後のこの世の姿を重ねていると解釈しました。

Posted by 太田賢士朗 at 2012年11月26日 19:33
作者は弘井文子でした。

最近は寒さが深まって参りましたので、川まで夕日、夕焼けを見に下りることもなくなりました。
Posted by 弘井文子 at 2012年11月29日 20:08

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