この記事へのコメント
「ささらおどり」は神奈川県海老名市の伝統的な躍りのようですが、マンホールの雪だけが溶けているのはありそうな情景です。

「ささらおどり」の描かれたマンホールを踏みながら歩く作者も、自分の歩みが踊っているようだ、と少しおかしくなったのかもしれませんし、心が弾むような場所に出かけるのかもしれません。

足もとがおぼつかなくて危なっかしい、とも読めます。

具体があり、背景を想像させる一首としていただきました。
Posted by 光本博 at 2013年02月07日 14:00
【選歌集計結果=8票】
【投票者=岩下静香/加藤隆枝/桑原憂太郎/渋谷和夫/照井夕佳詩/庭野摩里/三島麻亜子/光本博】
Posted by ネット歌会集計担当 at 2013年02月08日 11:06
今回の歌会の中で一番好感を持った歌です。
「ささらおどり」については、光本さんが書いてくださっているので解りました。
マンホールの上の雪が溶けやすいのは、地中の温度が路面の温度より高いことや、下水に風呂の湯などが流れていて、鉄蓋の熱伝導により…ということは雪国では周知のことですが、普段雪が積もらない地域だと、あらためて実感することでしょう。
それに、市町村ごとに特色のあるご当地の図柄の描かれたマンホール。
普段はしっかり意識して視ることのないマンホールの蓋の図柄ですが、雪が積もったことによりそれに着目た。それが「ささらおどり」の図柄であったということが、この歌を成功させていると思います。

Posted by 三島麻亜子 at 2013年02月08日 19:00
下句の『「ささらおどり」の絵を踏みあるく』の語感の良さに一票です。上句の「マンホールのうえの雪のみとけており」の破調については意見が分かれるところだと思いますが、私的にはこの内容の整えられた歌も見てみたい気がします。
Posted by 照井夕佳詩 at 2013年02月16日 13:05
「ささらおどり」がきまりました。光本さんのコメントのとおりですが、雪道のそこだけ溶けたマンホールは滑りやすいので、踊っている絵柄にも重なりますね。
ただ上句が説明的だったのが、ちょっと残念だったかなあ、とも思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2013年02月17日 07:59
雪道で、とけたところを踏んで歩く心楽しさが伝わってくるような一首でした。それが「ささらおどり」の絵である、という具体的な表現が効果的だと思いました。
Posted by 加藤隆枝 at 2013年02月24日 15:28
情景がはっきり目に浮かぶ歌で、雪がとけることによって見えてくるものをよく見つめて作っていらっしゃるなと思いました。
「ささらおどり」を知りませんでしたが、音の響きも美しく、皆さんの批評を読んでますますこの歌のよさが感じ取れました。
「雪」という題は、イメージだけでもいろいろな歌ができてしまいそうですが、こうした確かな目でとらえた歌にはやはり魅力がありますね。
Posted by 岩下静香 at 2013年02月25日 21:52
ご批評いただきありがとうございます。今後の参考にいたします。
ところで、「ささらおどり」ですが、これは僕の地元の長野県上田市別所温泉で古くからある祭りの「岳の幟」のときに踊る、おどりです。長野オリンピックの閉会式でも紹介されたので知っている人もいるかもしれません。地元の人間としたは「ささらおどり」イコール「岳の幟」ですので、響きのよい「ささらおどり」にしました。ちなみに「岳の幟」は雨乞いの祭りのため、意味がつきすぎる点でも嫌いました。
 マンホールのうえ・・・についても批評どおりですが、特に温泉場で下水に温泉が流れているのでくっきりと浮き上がっている感じになります。
 マンホールの蓋の図柄のあるホームページをみつけましたので参考までにみてください

http://blogs.yahoo.co.jp/taigaaizu/37252211.html 
Posted by 竹田正史 at 2013年02月28日 19:13