この記事へのコメント
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Posted by ネット歌会集計担当 at 2013年02月07日 20:10
「雪の宿」と言うのは袋入りの煎餅で、食品スーパーなどで見かけます。薄いしょうゆ味にアイシングのような甘いのがかかった煎餅です。
何か、こころに鬱屈などがあったような日、普段我慢している甘いものや、ジャンクなスナック菓子を無性に食べたくなることってあります。で、食べたら食べたで、また落ち込むんですけれど。
とても共感できますけれど、「食らいつくして」がいささか強すぎる気もします。「食らう」とか「喰う」と言う言葉、それ自体はわたしも使うこともありますが、ここは普通に「食べる」「食う」ぐらいにしておいた方が、こころの「飢餓」が、却って出るような気がします。
Posted by 弘井文子 at 2013年02月10日 22:25
「雪の宿」、最初はアイスクリームの名前だったかなと思い(「雪見だいふく」と間違えた)、あの大福状の冷菓は、「食らいつくして」というほどの量ではないような気がして変だなあと考えていたのですが、しばらくして、そう言えば「雪の宿」というおせんべいがあったと思い出した次第。弘井さんも述べられている通り、「雪の宿」というのは袋菓子で、量も結構あるはず(百五円というのはかなり安いのでは?)、ああいうものを眠る前に(しかも、全部)食べてはいけません。ささやかな禁断破りをしてしまった後悔と羞恥が「食らいつくして」という露悪的で大袈裟な表現をさせるわけですね。しかし、「雪の宿」がどういうものであるか知らないと、この歌は分からないところがあるのではないでしょうか。本物の「雪の宿」に思いを遊ばせつつ、「百五円」で買った「雪の宿」を「食らいつくして朝まで眠る」。
Posted by 大室ゆらぎ at 2013年02月15日 14:00
あの懐かしいお煎餅が「雪の宿」だったんですね。上記の皆さんの評を読んではっと思い出し、ネットで確認して納得しました。「雪」のお題でこのお煎餅を選ばれたのは他の方が思いつかなかった作者のセンスの良さが光るところだと思います。ただ、私的には次の句の「百五円にて買いたるを」があまり生きておらず、次の「食らいつくして」と重ねて作者からの「雪の宿」=お煎餅の説明にとられているように思えて、再考の余地があるところなのかなとも思いました。
Posted by 照井夕佳詩 at 2013年02月26日 05:06
コメントを寄せてくださいました弘井様、大室様、照井様ありがとうございました。

近頃、仕事から帰って、晩ごはんの前にお菓子でも食べてしまうと眠くなってしまい、そのまま朝まで寝てしまうということがよくあります。

いつもながらのただごと歌ですね。

「雪」というお題をいただき、ロマンチックな方向では行きたくないな、と思ってこういう歌を提出いたしました。

「雪の宿」はご指摘どおりのお煎餅ですが、最近は100円ショップでもよく見かけます。しかし私が思うほど定番商品でもないようですね。

105円という金額に言及することはあまり意味がないとのご意見をいただきましたが、それは確かに仰るとおりかもしれません。私としては105円でも意外にお腹がいっぱいになって、夜中に目が覚めるようなこともないのだ、というつもりでした。ただ、読者にはあまり訴えるものがなかったようです。

「食らいつくして」については、イナゴのような勢いでけっこうな分量のお菓子を食べつくして、そのまま眠ってしまった。食らうとはせずに

「雪の宿」百五円にて買いたるを食べつくすのち朝まで眠る

としてしまうと、説明的な感じがするように思います。これは私だからで、他の方はもう少しうまくやるかもしれません。

ともかく「食らう」とやや乱暴な言葉で、露悪というほどではありませんが、日常のどうしようもなさを表現したいという意図はありました。

むしゃくしゃしてやけ食いをするというよりは、もっとくたびれた感じを意図しておりました。

票はいただけませんでしたが、コメントを頂戴してありがたく拝見しました。

重ねて御礼申しあげます。
Posted by 光本博 at 2013年03月01日 18:25