2013年05月01日

第15回ネット歌会詠草/1

サムルソン・フォッケル・メルクールなどが昭和初期の上空を飛びてをりにき

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【投票者=弘井文子】
posted by 短歌人会 at 00:27| Comment(1) | 第15回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>サムルソン・フォッケル・メルクールなどが昭和初期の上空を飛びてをりにき

初読では、「サムルソン・フォッケル・メルクール」などが分かりませんでした。ただ、定型ではないながら、定型に合っているのは初句の「サムルソン」と結句の「飛びてをりにき」だけですけれど、その律と言いますか、リズム・調べに惹かれました。
ネットで簡単に調べたところでは、サムルソンなどは第二次世界大戦の戦前、戦中に飛んでいた軍用機の名前のようです。
片仮名の名前に、ドイツ語や東欧の言葉に似た響きがあり、それと散文的な言葉が響き合っているように思います。
Posted by 弘井文子 at 2013年05月09日 09:27