2013年05月24日

第15回短歌人ネット歌会作者名発表

第15回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。

本日から5月31日の金曜日いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立て戴ければと存じます。いうなれば感想戦です。

特にまだコメントのない方は、是非一言述べて下さればと存じます。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。

もちろん、それ以外の方のここからのご登場も大歓迎です。
皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げて戴ければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。


【詠草】※カッコ内はルビ

1.サムルソン・フォッケル・メルクールなどが昭和初期の上空を飛びてをりにき / 山寺修象

2.晩春のひと日の朝の冷えこみにぼしゆん、ぼしゆんとくしやみ出でたり / 光本 博

3.風を押し分けてバイクの後部席なびいた髪が探す夕焼け / エ リ

4.パレットの上に拓ける花のいろゴッホを巡るひまわり畑 / 北島裕子

5.つながるる桜桃ふたつそのままに口に含みてもてあそぶ夜 / 海野 雪

6.東京湾上空の闇斜行する最終便の尾灯の赤さ / 藤原龍一郎

7.ジャンケンのパーしか出せぬ子を乗せて車でひたすら 海までの距離 / 間 ルリ    

8.入院す「猫の一平透析に」電話の主は大正(たいしょう)の女(ひと)/ 渋谷和夫  

9.春の陽のおもくよどめる室内(へやぬち)に死を描く本の幾冊かある / 青柳 泉

10. 芝ざくら眼にやきつきてあかむらさきいろのスリッパみてはっとする / 竹田正史

11. 空を指す市民プールの真っ白な飛び込み台に急き立てられる / 三田村まどか

12. 束の間の開放感に浸りつつ鯉のぼりの群れ川面を泳ぐ / 照井夕佳詩

13. 今年初の蒲公英(タンポポ)ひとつまた一つウォーキング途次の土手に照りをり / 永井秀幸

14. かなしみにさらわれぬよう人の死は腹立つほどに忙しくあり / 加藤隆枝

15. 仮そめの<ボディ>ふるはせ初音ミク、昏き星めぐりの歌うたひたり / 梶崎恭子

16. 北斎の「笑ひ般若」の絵を見たりかさなり浮かぶ一人を悼む / さとうひろこ

17. 映る日に目を細めつつそろそろとわれらが運ぶ水の鉢はも / 大室ゆらぎ

18. 雨の日は通路で遊ぶ小学生棟が違えば遊びに行かず / ふゆのゆふ

19. ぬばたまのユニクロを着込む人群 ハローワークの前のバス停 / 桑原憂太郎

20. 海岸で四文字熟語を叫んでる腰の辺りで拳握って / 伊庭日出樹

21. ヘアダイののち四月へて蓬髪の老女Aとはなりにけるかも / 弘井文子

22. 階下よりカレーの匂ひす今晩の食事の支度終えし声もす / 來宮有人

23. 真夜中の風はらみたる鯉のぼり 月の光に影を描きぬ / 太田賢士朗

24. TVは芸人ばかりがはしゃぎをりライトノベルが書架に増えゆく/ 庭野摩里

25. ナツメヤシの干し実は干し柿の味に似るイランのひとは逆を思はむ / 吉岡 馨

26. 牧伸二自殺とともに記憶より去りし低音フランク永井 / 松木 秀

27.引千切(ひちぎり)と言へる優雅な雛の菓子前衛めきてあかずながめる / 西五辻芳子  


なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
6月1日の土曜日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにされますことをおすすめします。

次回第16回歌会は自由詠形式で、2013年8月開催を予定しております
(詠草募集は7月下旬より開始します)。また歌会に対する改善案などありましたら、
積極的にお寄せ下さい。できる限り運営に反映させて参ります。

次回もたくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願い申し上げます。
posted by 短歌人会 at 00:00| Comment(0) | 第15回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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