2013年08月01日

第16回ネット歌会詠草/24

綺麗だった手持ち花火の燃えさしをバケツにジュッと沈ませている

【選歌集計結果=3票】
【投票者=木嶋章夫/照井夕佳詩/永井秀幸】
posted by 短歌人会 at 00:03| Comment(2) | 第16回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
場面が見えてくる歌でした。花火が終ってしまったあとの、そこはかとなき哀感までが伝わってくるようで良い歌と思い選ばせていただきました。
Posted by 永井秀幸 at 2013年08月09日 16:11
永井さんのコメントに同感です。いい歌だと思います。
ただ、少し物足りないような気がするのも事実なのです。
花火のことに限らず、たとえば楽しかった過去のことなどを自分なりに処理する、というようなことを象徴的に詠った歌にも読めるのですが、そこまではっきりと読者に伝えるためにはもうひと工夫する必要があるのかも知れないと考えさせられました。
Posted by 木嶋章夫 at 2013年08月24日 21:31