2013年08月01日

第16回ネット歌会詠草/18

透明な氷のかけらが動くときオードヴィーは40度の熱

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posted by 短歌人会 at 00:09| Comment(1) | 第16回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>透明な氷のかけらが動くときオードヴィーは40度の熱

「オードヴィー」がわからなかったので、検索してみたところ、フランスではブランディーをオードヴィーと言うみたいです。あるいはブランディーの銘柄かもしれませんけれど。

アルコール度数40度のブランディー、オードヴィーを氷で割って飲んでいる。グラスの中は冷たい訳ですが、アルコール度数が高いので、氷がとけてゆくとき、グラスの中では対流が起きて、その様子が焔の揺らめきにも似て見えます。つめたいけれど、その揺らめく様子を「熱」による、と言っていて、都会的で、お洒落な歌です。
Posted by 弘井文子 at 2013年08月14日 13:51