2013年08月01日

第16回ネット歌会詠草/8

水にヽ(ちゅ)を右か左か迷ふうち氷はとけて水になりたり

※カッコ内はルビ

【選歌集計結果=3票】
【投票者=織田れだ/北島裕子/桑原憂太郎】
posted by 短歌人会 at 00:19| Comment(2) | 第16回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
単純な事柄ほど、改めて考えると分からなくなる、ということがあります。
このお歌はユーモラスにそれを上手く切り取っていると思いました。
また、暑さで頭がぼーっとしている感じにも読めて、真夏の水の題詠に最もマッチしていると思いました。
「ちゅ」というルビの柔らかい響きも良いなと思います。冷たく澄んだ水の質感が想像されます。
Posted by 織田れだ at 2013年08月15日 00:50
楽しく読める一首。「ちゅ」っていうんですね。効いていますね。
今回、迷うことなくとらせていただきました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2013年08月23日 16:17