2013年11月01日

第17回ネット歌会詠草/23

ふるびたる蒲団をあまた処分せり子がいねしものをしみて捨てつ

【選歌集計結果=1票】
【投票者=海野 雪】
posted by 短歌人会 at 00:07| Comment(5) | TrackBack(0) | 第17回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
作者は何歳くらいの方でしょう?
「ふるびたる布団あまた」とあるので、高齢になって身辺の物を思い切って整理して捨てる時の歌と思いましたが、もっと若い方だったらごめんなさい。
子供が独立して一緒に住まなくなってもすぐに布団を処分することはありません。
泊まりに来るためにとおいてあります。
それを捨てる時は決心が要ります。
そんな気持ちが素直に詠われています。
Posted by 海野 雪 at 2013年11月08日 05:27
結婚した時に調度した布団がとうとう綿だけになりそうだったので捨てました。それが夏でしたが今日見たら、毛布のふちがほつれてきていました。これはまだ捨てません。

帰省したら子供のいなくなった子供部屋に父が引っ越していました。どうも私か妹の布団に寝ているようです。それは結構前の話なのです。

もしかすると、孫も結構大きくなって自分の遊びの方が大事になってきて、ほとんど来ない。そのような方かもしれません。
Posted by ふゆのゆふ at 2013年11月08日 14:26
作者の素直な気持ちが素直に伝わってきて、すきな歌です。
最近、同じような経験をしたせいでしょうか?子供が成人し、独立したり、結婚したり、もうあまり帰ってこなくなったので、少し捨てました。なんかさびしですよね。同世代の方の歌として読ませていただきました。


  
Posted by 青柳泉 at 2013年11月09日 21:39
「作者の素直な気持ちが素直に伝わってきて、すきな歌です。」という上の青柳さんとまったく同じ思いです。最後まで一票入れようかと迷った歌でしたがやや弱いかなと思い、残念ながら三票までに入れられませんでした。
Posted by 永井秀幸 at 2013年11月13日 16:34
作者は弘井文子でした。ありがとうございました。
物を捨てるということ、むずかしい。
Posted by 弘井文子 at 2013年11月27日 08:10

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