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>わが採りてこし栗茸を飯に炊き食へばしやきりと土の香もたち

一読よく分かる歌で、生活感があり、好もしく読みました。「採りてこし」が一句と二句にまたがるのがリズムを乱していて、少し残念ですが、「しやきりと」に香りが鮮やかに感じられ、また旧仮名の「しやきり」がいい感じです。結句「香もたち」の「も」は並列するものがないので、この場合は「の」や「が」、「は」で如何でしょうか。
栗茸、食べてみたくなりました。
Posted by 弘井文子 at 2013年11月07日 08:58
最後まで採ろうか悩んだ歌でした。

弘井さんがおっしゃったことと重なりますが、結句の「土の香もたち」は、おそらく栗茸本来の味や香りとの並列なのでしょうし、それが省略されているのは分かりますが、結果的に思わせぶりになってしまった気がします。

「しやきり」もそれなりにビビッドな描写とは思いますが、ほかにもっといい表現が探れそうに思えます。

Posted by 生沼義朗 at 2013年11月11日 12:28
栗茸は雑木林の切り株や朽木の根方に、群れて生える(店売りのしめじのように)茸ですね。
山里に暮らすものにとっては、割とポピュラーな茸です。
「わが採りてこし・・」というより、どんな所で採ってきたのか、、、
たとえば「切り株に生ふる栗茸・・」とか「裏山で採りし栗茸・・」とか採った場所を具体的に詠んだ方が、季節の香りが伝わるのではないでしょうか。
Posted by 庭野摩里 at 2013年11月16日 23:44
とても気持ちの良い歌に思いました。
しゃきりと土の香も・・・
ですが、私はそのまま
採ってきた栗茸についていた
土が数粒、ご飯のなかに
紛れ込んでいて
それを口にしたときに
しゃきりと土の香
がしたとのかと思いました。
お店で売っているキノコでは
まずありませんが
自分で採ったキノコの場合
ごくまれにありますし
そのことを作者は楽しんでいるように
も思いました。
Posted by 竹田正史 at 2013年11月18日 19:22
選んでいただいた竹田さん、弘井さんありがとうございました。またご意見をいただいた皆さん、ありがとうございました。
Posted by 永井秀幸 at 2013年11月26日 16:31

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