この記事へのコメント
恨みごとを言わなかった母親への感謝の思いが率直に詠われていて、好感が持て素直に良い歌と思いました。
カギカッコで真の母、子供思いの良き母といったさまざまの思いを読者に感じさせる方法もなるほどと思わせられました。ヤマカッコでもいいかなとも思います。
Posted by 永井秀幸 at 2016年11月07日 16:56
「意に染まぬ」という言葉に、母に対して罪にも似た気持ちをずっと抱えていた娘の心が窺えます。一方、娘に面倒かけまいと恨みを言うことなく最期まで施設に暮らした母は、真に母であった。その様子が過不足なく詠われていて胸を打ちました。
Posted by 鶴羽一仁 at 2016年11月13日 00:38
前評者お二人と同じような感想を持ちました。母親と娘の気持ちの機微が過不足なく伝わり、共感を覚えました。
Posted by さとう ひろこ at 2016年11月13日 18:05
意に染まぬ施設へ入れし娘(こ)に亡母(はは)は恨みを言はざりき「母」にて
ありき

お母様への挽歌で、しみじみとした娘の感情がよく詠まれています。
初句の「意に染まぬ」がたった五音で色々な事があったことがうかがえ
ます。入所後のお母様の毅然とした姿も眼に浮かび好感をもちました。
 詠いたいことがよくわかるのがいいですね。

亡母を(はは)と読ますのは、無理があり「亡き母」と丁寧に詠うべきだと思う。
鉤括弧の「母」で、永井さんのようには受け止められないので、「」はいらないでしょう。
むしろ関係性がわかるように「わが母」とするか、まだ色々動きますね。
結句までひきのばしお亡くなりになったことを詠んでいただくとよりよくなりそうです。
ご自分のお母様の事を詠われる場合も、挽歌は尊敬語をいれると
情感がますと思います。斉藤茂吉の「赤光」は母への挽歌の最高傑作
ですが尊敬語がうまく効果を表している。
四句は韻律がよくないのでまだ推敲できる。というわけで、永井さんとは
意見が違ってしまいました。

Posted by 西五辻芳子 at 2016年11月15日 21:51
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