この記事へのコメント
「精神は空からの乱れ」と「降り積もる雪」の関係がおもしろい。二つのフレーズをつなぐのは「われという一人称に」である。歌として整えるためにもったいつけたけれど意味としては「われ」だけですむのである。鼠色の空から牡丹雪が後から後から降ってくるのを見ていると不安定な心はますますおかしくなっていくようだ・・・というような気持でしょうか?雪国で暮らしたことがないので自信はありません。
でも歌としてとても好きです。
Posted by さとう ひろこ at 2016年11月13日 17:53
「われ」に降り積もる雪ではなく、「われという一人称」に降り積もる雪という表現が詩的で効いているなと思います。
「精神は」という初句の詠いだしがやや硬く、概念の歌のような印象を初見で与えるのはちょっと損な気もしますが、詩的で好きな歌です。
Posted by 高澤志帆 at 2016年11月13日 21:15
前評の高澤さんと意見が違って恐縮ですが、私は、「われという一人称に」が、説明的すぎるかなあという印象でした。
どうでしょう、「われという」が、いらないかもしれません。下句「一人称に降り積もる雪」はリズムもいいし、思わせぶりな感じもするので、そのままでもいいかと思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2016年11月23日 21:55
桑原さんがおっしゃるように「われといふ」をなくして、「とめどなく」と情景描写を入れたらどうでしょうか?
 精神は空から乱れとめどなく一人称に降り積もる雪
Posted by さとう ひろこ at 2016年12月01日 10:51
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/443583153

この記事へのトラックバック