この記事へのコメント
このような状況の試合で、思い出すのは札幌ドームの日本シリーズ第5戦。
日本ハムファイターズの西川選手のサヨナラ満塁ホームラン。
数万の眼が固唾を呑んで見る球の行方。
その直後に爆発する歓声は、詠まれていませんが彷彿とさせます。
Posted by たかだ牛道 at 2016年11月14日 05:54
これ、視点が定まらないので、読者はうまく読めないのではないか。

この歌は、順に3つのことが歌われている。ドーム、数万の眼、打球。
たとえば、カメラが遠景からズームインするような詠み方というのは、短歌の技法として、ある。(東海の小島の磯の白砂に〜)。この歌でいえば、銀色のドームを遠景で詠み、ズームして打球にいく。これは、読む側は面白く読める。けど、途中に、数万の眼の描写がある。これが、ズームを邪魔する。遠景のドームから、ワイドで客席を見渡して、打球にいく。ここが、ちょいと難点かと思いました。

 あるいは、「数万の眼」と「たった一つの球」との対比を詠うのであれば、初句「銀色の殻」は余計。あっさりと「球場にひしめきいたる」程度のほうが、対比がはっきりするのではないか?
 と、思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2016年11月16日 20:56
銀色の殻(ドーム)に集いし数万の眼は追ふたつた一つの球を

ドーム球場の観客の数万の眼と一つの球の対比の着眼点がいいですね。
銀色の昆虫の殻のようなドームというと、「京セラドーム大阪」でしょうか。
   しかしながら「殻」にドームと振り仮名をうつのはわかりづらい。
検索すると建築用語で「殻構造」とでてきましたが「シェル構造」となっていて
門外漢の私にはなんのことだか判らない。
ドームで調べると半球体の屋根のことで、日本語では、丸屋根(まるやね)
漢字は「円」でもいいようです。丸天井(まるてんじょう)穹窿(きゅうりょう)ともいうらしい。これは、皆さんお分かりになるでしょう。
どんな難解な言葉でも辞書で調べるとすぐに解るのは読者の知るよろこびに繋がりますが、その逆は避けたほうがいい。
高田さんがそのあとの歓声が書かれていないとコメントされましたが、そういう
着地もありかなと思う。桑原さんのコメントにも同感で殻ははずしたほうが
いいでしょう。
対比に焦点をあて読み手に煩わしさを感じさせない様推敲出来そうです。
はっきりコメントしましたが、好感をもつ歌です。
Posted by 西五辻芳子 at 2016年11月18日 13:48
なぜ「銀色の殻(ドーム)」に違和感があるのかというと、この歌にドームである必然性がないことです。たとえばマツダスタジアムでもこの歌は成立します。そこをわざわざ「銀色の殻(ドーム)」と言うのであれば、後につながってゆくものがあったほうがいいと思います。「銀色」=「眼」=「球」かな? あるいは「殻」=「眼」=「球」?と頑張って読もうとしましたが、少し無理があるような気がして、まだ素直に「ドーム」=「眼」=「球」のほうがしっくりくる気がしました。
Posted by 津和 歌子 at 2016年11月23日 17:58
作者の鶴羽です。
コメントをいただいた通り「銀色の殻(ドーム)」が歌を読みにくくしてしまったようです。
札幌ドームの特徴を入れようと思い、欲張り過ぎました。確かに上句はサラっと流したほうが「数万の眼」と「ひとつの球」の対比がはっきりしますね。歌の場面は、たかだ牛道さんのコメントそのものでした。
今回も勉強させていただきました。
たかだ牛道さん、桑原憂太郎さん、西五辻芳子さん、津和歌子さん、コメント・アドバイスをくださいましてどうもありがとうございました。
Posted by 鶴羽一仁 at 2016年11月27日 18:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック