この記事へのコメント
下句で俄然面白くなった歌でした。
誰と約束したかなんて、わかりようのない歌なんですが、枯葉の散っていく様で、詩的な空間を作り出すのに成功していると思います。
初句はウラから入る「裏表」よりも、オモテをみせてからウラをみせる「表裏」のほうが私はいいかなと思いましたが、これは人の好みでしょう。
Posted by 桑原憂太郎 at 2016年11月11日 21:40
裏を見せ 表を見せて 散る紅葉

良寛が心を許していた貞心尼に看取られて亡くなるときの辞世の歌のひとつと言われるこの句を思い出しました

表も裏の姿も見せるくらい信頼しているということを表している句で、この歌も散る葉のことを詠いながら人が亡くなる前あるいは別れていく前に信頼している相手とどんな約束をしたのかとその澄んだ心境に思いを馳せている歌のように私は感じました。
Posted by 海野 雪  at 2016年11月12日 18:28
桑原さんと同じように、私も初句は「表裏」の方がいいと思いました。
「裏表/○○●●●」だと初句が安定してしまうようで、「表裏/●●●○○」のやや不安定な感じの方が「表裏表裏…」と続く感じが出て、葉っぱがひらひらと回転しながら散っていく様子が見えるような気がしました。
Posted by 加藤隆枝 at 2016年11月23日 10:09
コメントありがとうございました。

良寛の辞世が頭の片隅にあったのか、あまり意識せずに「裏」を先にしましたが、指摘されてみると、なるほど「表裏」のほうがいいような気がしてきました!
言葉の斡旋にもっと繊細になりたいと思わされました。
Posted by 冨樫由美子 at 2016年11月27日 13:51
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